薬剤師国家試験の各大学の合格率は
厚労省によって公表されていますが、
それを見ると、大学の偏差値順にはなっていないです。
同じくらい低い偏差値の大学であったとしても、
合格率が著しく低い大学もあれば、
合格率が偏差値の高い大学とさほど変わらない大学もあります。
その差が生まれる原因は何なのか
入学当初は同じ学力であったはずなのに、
6年間の間でどこで差がついてしまったのかについて、
合格率が著しく低い大学に特徴的なのが、
6年生の国試直前まで、
出席必須の講義を入れている傾向が強いと思います。
『Journal of College Student Development』に掲載された研究によると、
講義に定期的に出席している学生は、
出席していない学生に比べ、試験で平均10~15%高い得点を取っている。
と書かれていて、
あらゆる研究で授業に出席している人は、
出席していない人よりも成績がいい傾向にあるとされているのですが、
これはあくまでも、
その授業に対する試験の話であるかと思います。
授業に出席していれば、テストに出す重要なところなども
教えてもらえるかと思うので、
試験で平均10~15%高くなっているものかと思います。
ただ、薬剤師国家試験の場合は話は別です。
授業に出席していたとしても、
それが国試の出題内容に直結していない場合は、
無駄な勉強になってしまいます。
そのような授業に出席する事を強要され、
自分の国試対策の勉強時間を十分に確保できなくなった結果、
国試合格率が下がってしまう事になっていると思います。
なぜなら、
同じくらいの偏差値の大学で、
入学当初は同じ学力であったはずなのに、
国試合格率で大きな差がついてしまうというのは、
大学6年間でのカリキュラムに
原因があるとしか考えられないからです。
入学当初の学力が同じくらいであるのなら、
それぞれ自習中心の勉強をしていた場合、
同じくらいの国試合格率になるはずでしょう。
それが国試合格率に大きな差がついてしまうのは、
大学内での要因としか考えられないです。
ただ単に授業の出席を強いれば、
学生の成績が上がっていくだろうという
安直な考えは間違っています。
その授業に出席して、国試の点数が上がっていくならいいですが、
特に国試前の期間は自分に必要な授業かどうかを
しっかりと判断をする必要があるかと思います。
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