薬剤師国家試験は医療系の資格の中では難しいですが、

全ての国家資格で見た場合、

薬剤師国家試験はどれくらいのレベルかについて、

今回考えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

薬学部の学生数は、

私立薬学部の方が国公立薬学部より圧倒的に多いので、

今回は私立薬学部だけで考えたいと思います。

 

 

 

 

まず年間の薬学部の入学者数が1万1500人くらい。

そして、私立薬学部の場合、

入学してから留年せずに国試合格までストレートに行く人が、

56%くらいであります。

 

 

 

 

つまり、残りの44%は

1: 卒業するまでに1回以上の留年をしているか、

2: 卒業試験で落ちてしまったか

3: 卒業まではストレートに行ったが、国試に不合格になってしまった人。

 

 

 

 

1の場合は新卒扱いになりますが、

2と3の場合は既卒扱いになります。

既卒生の国試合格率が42%くらいです。

国試浪人生は2回目なので少し合格率は上がると考えて、

単純に初回受験の場合の合格率を35%くらいと考えようと思います。

 

 

 

 

つまり、残りの44%も、

もし留年なく国試を受けることができていれば、

35%くらいの確率では国試合格できていたわけです。

 

 

 

 

また、薬学部では卒業をするまでに

だいたい13%くらいの人が退学をしますので、

 

 

 

 

44%-13%=31%の35%なので11%くらい

よって、もし薬学部に留年というものが存在せずに、

薬学部に入学した人が全員6年後には国試を受験できるとした場合、

56%+11%=67%の人が国試に合格できる事になります。

 

 

 

 

ただ、これは6年間薬学部に行ったという条件があるので、

誰でも受験ができるとなると合格率は一気に低下します。

薬剤師国家試験の合格に必要な勉強量や難易度などから考えると、

 

 

 

 

薬学部に通っていない一般人でもしっかりと勉強をすれば、

半分くらいの人は合格できるかと思いますので、

67%の半分で33.5%

 

 

 

 

薬剤師国家試験が、6年制薬学部の卒業という条件なく、

誰でも受験が可能となった場合の合格率は、

だいたい33.5%くらいになると考えられます。

 

 

 

 

60%弱を取れば合格になりますので、

しっかりと勉強をすれば、

33.5%くらいの人は合格できると考えて妥当かと思います。

 

 

 

 

合格までに必要な勉強時間や合格率、勉強内容の難易度から考えると、

薬剤師国家試験は行政書士国家試験と同等くらいの難易度であると思います。

 

 

 

 

マイナビによると国家試験の難易度ランキングは

1位 司法試験予備試験 法律
2位 司法試験 法律
3位 公認会計士 会計・経営・労務
4位 国家公務員総合職(院・大卒) 公務員
5位 医師国家試験 医療
6位 司法書士 法律
7位 弁理士 法律
8位 税理士 会計・経営・労務
9位 不動産鑑定士 不動産・建築
10位 一級建築士 不動産・建築
11位 ITストラテジスト IT・情報
12位 中小企業診断士 会計・経営・労務
13位 社会保険労務士 会計・経営・労務
14位 システム監督技術者 IT・情報
15位 行政書士 法律

このようになっていますので、

薬剤師国家試験は14~15位くらいの難易度であるかと思います。

 

 

 

 

 

 

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