こちらでは私のテキストのウイルス肝炎の
HBs抗体とHBe抗原の内容について、
より理論的に解説をしていきたいと思います。
薬学(病態・薬物治療) のテキストの該当ページを見ながら勉強の息抜きに見てください。
※図やイラストは手間取るので、この記事では省きます
HBs抗体とHBe抗原については難しく感じている人も多いのですが、
これは非常に簡単なので、ここで説明しておきたいと思います。
HBs抗体⇒surface(表面)⇒表面にある=存在しているという事
抗原の場合は現在感染しているという事を表し、
抗体の場合はすでに免疫を獲得しているという事を表します。
抗原と抗体の区別がついていない人もいるかと思いますが、
抗原は病原体の事です。
予防接種のワクチンとかも、抗原で体内に注射して、
体内でそれに対する抗体が作られることで、
次に同じ抗原が入ってきても倒せるように準備しているでしょう。
他には、新型コロナ抗原検査キットとかありますが、
あれは体内に現在コロナウイルス抗原が存在しているかを見るためのものです。
なので、「抗原」が現在感染中かどうかを表すものであるとわかるでしょう。
HBe抗原⇒energy(力)⇒感染力を表している
つまり、その抗原がどれくらい感染力があるのかを表しています。
HBs抗体とHBe抗原についてはただそれだけの事です。
つまり、HBs抗原が陽性だと、現在B型肝炎に感染しているという事です。
HBs抗体が陽性の場合は、
過去にB型肝炎に感染してた事がある
または、B型ワクチンを接種した事があるという事です
それがわかっていれば、
テキストに書いている抗体の陽性化の順と
抗原の陽性化の順についても自然とわかるかと思います。
これに関してはまあ常識的な問題であると思いますが、
ウイルス性肝炎が国試で問われた際には、
高確率で聞かれる内容でありますので、
確実にこたえられるようにしておきたいです。
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