こちらでは私のテキストの不整脈の内容について、

より理論的に解説をしていきたいと思います。

薬学(病態・薬物治療) のテキストの該当ページを見ながら勉強の息抜きに見てください。

※図やイラストは手間取るので、この記事では省きます

 

 

 

 

 

 

 

 

頻脈性不整脈の治療薬は覚えることが多すぎて非常に大変なところですが、

これはテキストの方で完璧に覚えられるようにしていますので、

ここでは省きます。

 

 

 

 

まず心電図において、P波が心房の収縮・QRS波が心室の収縮を表していますが、

徐脈性不整脈の房室ブロックでは、

房室がブロックされている=房室の収縮を示すQRS波が消失します

 

 

 

 

徐脈性不整脈=脈が低下しているので、

脈拍を上げる薬や、呼吸数を上げる薬が使われます

つまり、抗コリン薬やβ刺激薬が使われるわけです。

 

 

 

 

つづいて頻脈性不整脈について、

心房細動と心室細動の違いを覚えておくといいのですが、

心房細動は薬物治療を行う、心室細動は除細動を行うのです。

 

 

 

 

心房細動には4群やジギタリス製剤を使うという覚え方をテキストの方で書きました。

さらに心房細動には抗凝固薬のワルファリンなども使います。

 

 

 

 

心房細動⇒細動でブルブルと震わせると血栓ができやすくなります

牛乳をずっと振り続けると固まってバターになるでしょう。そういうイメージです。

血栓ができやすくなるので、抗凝固薬を使うのです。

 

 

 

 

対して、心室細動について、

これは薬ではどうしようもないので、すぐに除細動してください。

街中に置いてあるAEDというやつです。

 

 

 

 

心室細動⇒心室は全身に血液を送っているところ

なので、ここが細動してしまうと心房が細動するよりもヤバいと覚えておけばいいです。

細動を除いて正常に戻しましょう。

 

 

 

 

最後にWPW症候群について、

WPW症候群はケント束という副伝導路を使うとテキストで覚え方を説明しましたが、

この副伝導路によってショートカットされるのです。

 

 

 

 

つまり、心房から心室に伝わる刺激が早く伝わることで、

心室の収縮に関わるQRS波の立ち上がりが早くなるのです。

 

 

 

 

立ち上がりが早くなるとどうなりますか?

QRS波の幅が広くなるのです⇒これがワイドQRS波です

 

 

 

 

 

 

 

 

また、立ち上がりが早くなると、三角形(デルタ)ができるわけです

これがデルタ波です

 

 

 

 

WPW症候群は薬剤師国家試験では頻出でありますが、

ケント束・デルタ波・ワイドQRSの3つを抑えておいてください。

 

 

 

 

他の不整脈の内容についてはテキストの方で確認してください。

不整脈はとにかく治療薬を完璧に覚えること。

治療薬は丸暗記するのは不可能であり、ゴロで覚えるのも下手なゴロだと覚えられないので、

流れで覚えることが非常に重要です。

 

 

 

 

 

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