今回は高校生の方向けに、自分が高校生の時にこういう記事があったらよかったな。

と思う記事を書いていこうと思います。

 

 

 

高校生の時に未来の大きな、重要な進路を決めるというのは、

正直かなり無理があると思っていて、

そして、ネットで調べたりしても、ロクな情報が載っていないですので、

結局なんとなくで進路を選んでしまいがちになってしまうと思いますが、

 

 

 

そんな中で、他のサイトなどには載っていない情報を、

より具体的に将来のイメージをしやすいようにここに書いていきたいと思います。

私が主に高校生時代に知りたいと思っていた事を書きますので、

現高校生の方には役に立つ情報であると思います。

 

 

 

目次

●薬学部での6年間の流れ、スケジュール

●薬学部での勉強の大変さ

●特に大変な年度、進級の難しさについて

 

 

 

●薬学部での6年間の流れ、スケジュール

 

薬学部では、1年生は普通に授業を受けて定期試験を受けるだけで、

特に目立った特徴は無いのですが、

2年生になると実務実習というのが入ってきまして、

 

 

 

これが、だいたい週に2回ほどあります。

1週間のスケジュールで言いますと、

1日だいたい朝9時~昼15時くらいまで授業があり、

 

 

 

実務実習がある日はだいたい夜18時くらいまで実習を行う、

そして、週に1日は午前で帰れる日があるという感じです。

土曜日はだいたいの場合で授業は無いですが、

取っている授業の内容によっては、土曜日も午前中だけ授業が入る場合があります。

 

 

 

要するには、土日祝休みの平日1日は午前終了なので、

週休2.5日というわけです。

実務実習というのは、高校でいう理科の実験みたいなものです。

ビーカーとかフラスコとか、そういう類のものを使って、色変わるかな~みたいなのを確かめるやつです。

 

 

 

 

 

 

こういう感じで、

大学1年生はただ授業を受けるだけ、

大学2年生と3年生は、授業を受けて、週2で実務実習を行うという感じです

大学3年生の時には研究室に所属します。
 

 

 

そして、大学4年生では、1週間のスケジュール自体は同じで、週休2.5日くらいですが、

実務実習の代わりにOSCEのトレーニングが入ります。

これは2年生3年生での実習に比べるとだいぶと楽です。

 

 

 

OSCEというのは、「客観的臨床能力試験」というもので、

5年生の時に薬学部では臨床実習といって、薬局と病院に実習を受けに行くのですが、

その臨床実習に行くための実技試験のようなもので、

 

 

 

薬の混合をしっかりと行う事ができるか、

服薬指導をしっかりと行う事ができるのか、

というような薬剤師にとって必要な項目の実技試験が行われますので、

そのための練習を実習の授業の時間で行います。

 

 

 

これは98%くらいの人が合格できる容易な試験のため、

実習もそんなに大変ではないです。

ただ、OSCE以外に筆記試験もあり、それはCBTというのですが、

こちらの勉強もしないといけないですので、あまり時間にゆとりがあるというわけではないです。

 

 

 

CBTというのもOSCEと同様に、臨床実習に行くために必要な知識が

備わっているのかの試験であり、

こちらはマーク式の問題で、こちらも98%くらいの人が合格します。

 

 

 

このCBTとOSCEに合格をした人が5年生で臨床実習に行きます。

5年生では病院と薬局に実習に行くのですが、

この実習先は、希望の実習先を選べる場合もあれば、

 

 

 

大学側の独断と偏見で選べる場合もあり、

大学によって異なりますが、

大抵は、30分ほどの通勤時間で行ける所で選定されます。

ちなみに私は通勤時間10分で行けるところでした。

 

 

 

この臨床実習では、朝9時~夕方17時まで働きます。

バイトをしにいく感覚くらいです。

業務の手伝いをしながら、業務内容を学ぶという感じです。

お休みは暦通りで、土日祝日の休みです。

 

 

 

薬局と病院で計6か月間行き、

残りの6か月間は丸々お休みになりますので、

薬学部の中で最も時間にゆとりのあるのは、この5年生の時期であると思います。

 

 

 

大学の授業も大学の定期試験もないですので、

ただただ、薬局と病院にバイトのような事をしに行き、

残りの半年間は丸々休みです。

そして、この実務実習では相当の事がない限りは、6年生へ進級できます。

 

 

 

そして、最終学年の6年生。

6年生で重要なイベントは、

卒業論文の作成と発表・卒業試験・国家試験です。

 

 

 

大学の授業は今までやってきた内容の復習のような授業が行われ、

これに対する定期試験を課す大学もありますが、

今までの内容の復習なので、ここで単位落とす人はほとんどいないです。

 

 

 

6年生の後半10月以降くらいには、

大学の授業も完全に終了し、

残りは、自学自習で国家試験の勉強をしていく流れです。

 

 

 

一応、思いつく中で書いたのですが、

もしこんな事を知りたいとかありましたら、

コメントに書いて頂ければお答えをいたします。

 

 

 

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●薬学部での勉強の大変さ

●特に大変な年度、進級の難しさについて

 

薬学部での勉強の大変さについて。

これも薬学部を進路に選定しようと思っている人にとっては気になるかもしれないです。

 

 

 

正直にいうと、結構大変ですね。

私はもう二度と大学時代には戻りたくないというくらいのレベルできつかったです。

おそらく薬学生の8割くらいは6年間の中で

最低1度は本気で挫折をするタイミングがあると思います。

 

 

 

こうは言っても、少し抽象的な内容でわかりにくいと思いますので、

具体的に言いますと、

薬学部での定期試験は高校の定期試験のだいたい2.5倍くらいきついです。

 

 

 

これはあくまで私の主観ですので、なんとも言えないですけれども、

私は国家試験の勉強よりも、大学の定期試験の方が圧倒的にきつかったです。

 

 

 

 

 

 

 

おそらく全体の1割くらいは途中で諦めて退学していくのですが、

残り9割くらいは、多少の留年はあれど、

最終的には大学を卒業していきます。

 

 

 

卒業した後に国家試験に合格できるかはまた別で、

卒業した中で、国家試験に合格できず諦める人が、

これも1割くらいいると思います。

 

 

 

留年をせずにストレートで卒業をできる人がだいたい全体の6割くらいです。

まとめると、薬学部に入学をした人のうち、

2割の人は薬剤師になれず諦めていくので、

そんなにイージーな進路ではないとも言えます。

 

 

 

特に大変な年度は、1年生と3年生です。

6年間のうちでも、特に1年生と3年生で留年する人は多いです。

 

 

 

 

 

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