こんにちは、訪問ありがとうございます

 

 

 

だが、本番前に走ったのと同じ距離の18キロ付近にさしかかると、体がきつく感じるようになった。「エネルギー切れかな?」。ポケットに入れていたチョコレートを食べたが、回復しない。気づけば、後続のランナーに抜かれるようになっていた。  そして、ついに歩き出した。走っては歩き、また走っては歩き……。「しんどいから、また歩こう」。そう思った時、体がふわっと浮く感じがして、記憶が途絶えた。

 

(内科医の先生が)海岸沿いのコースを、ゆったりとしたペースで走っていた。反対側には、折り返し地点を回ったランナーたちが次々とやってくる。「だいぶ帰ってきよおなぁ」。そう思いながら走っていると、復路で、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をしている様子が見えた。現場に到着すると、倒れている男性は白目をむいていて、意識がない。「これはまずい」  そこには3人くらいの人が集まっていた。清水さんはとっさに「胸骨圧迫は継続してください。AED(自動体外式除細動器)が運ばれてくるまで交代でやりましょう。僕は循環器内科医です」と声をかけた。  ほどなくしてAEDが到着。男性に装着して、電気ショックを1回、流した。すると、男性は目をぱちぱちさせた。清水さんが男性に名前を尋ねると、答えることができた。「持病は?」と尋ねると、「何もない」と返ってきた。まもなく救急車がやってきた。奇跡的に医師が居合わせたこともあり、救急隊が到着する前に蘇生することができた。

 

私は、小児科医?だけど、

内科医の花形は、循環器科医だと思います。

 

心筋梗塞なんて、元気な人が突然死する病気に治療、

血管内にステントいれたり、

して救命できるのがすごい。

 

生死に直結する現場を日常的にこなす、

まさに、「命を司る医師」って感じです。

 

私みたいな小児科医なんて、風邪ひいた子を日常的に見るくらいで、

肺炎程度でも、大きな病院へ行って入院して、なんて、

大したことない病気見ていることが多いんですよね〜

 

ときには、珍しい病気を発見したり、

ひそい喘息発作や、食物アレルギーのアナフィラキシーなんて診ることもあるけれど、

 

病院の循環器科なんて恐ろしいところよ〜

 

地域の循環器医は、高血圧や狭心症の内服治療がメインかもですが、

たぶん、本気をだせば、

 

上記の循環科医と同じことできると思うけどね。

 

私は飛行機で、ドクターとしてお呼びがかかったらどうする?

って感じだけど、

大人なんて、いつも診てないし〜、、、ガーン

 

循環器科医や救急科の医師ならば迷わず、

呼び出しに応じられるんじゃないかな?

たぶんだけど。

 

知らんぷりで走りすぎてしまう医師もいるだろうに、

すごい、心意気のある先生だな〜と思いました。