こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

前回の続きです。

 

時は前後します。

福ちゃん問題(6年 夏頃)

今回の話は6年生の春くらいの話です。

 

慶應大学経済学部を卒業し、東京電力に就職し、

NHKの元アナウンサーと結婚した?!という

Tはしくんのことです。

 

Tはしくんは、私と同い年ということもあり

たびたび、飲みに行ったり、パチスロ好きで一緒にパチスロにも行きました。

授業はでたり、出なかったりで私よりは出席率も良いけれど、

部活には入っていませんでした。

 

この、T橋くんの妻の弟が、同じ医学部の3個上の学年にいました。

 

そんなT橋くんは弟さんの情報網などを駆使して

同級生とはあまり仲良くしていませんでしたが、

うまいこと順調に進級していました。

(単位を落としたことがなかったと記憶しています)

 

6年生の春ごろ

たまたま大学へ行った時に、

 

久しぶりにあった、

T橋くんが

「うまい蕎麦屋があるから、昼に蕎麦を食べに行かないか?」

って誘ってきたんです。

 

今まで、お昼は一緒に食べたことはありますし、

夜は居酒屋にいってお酒を飲んだことはあるけれど、

ランチを、わざわざ外に食べに行ったことはなかったのです。

 

私の直感によって

表情と話し方などで

「何か、この人は普段とは違うぞ」

と察したのです。

 

なんとなく、普段通りで話しながら

車に乗り込み、少し離れたお蕎麦屋へ行きました。

 

ドキドキします。

なんか、嫌な空気感です?

俺、なにかやった?

 

一緒のランチメニューを頼むと、

彼は私に言ったのです。

 

ちょっと、登場人物の説明

(彼の名はTはしくんで、)

私の解剖学実習で一緒になった美人さんが、Tうちさん。

TはしくんとTうちさんは、出席番号が1つ違いで、

何かと一緒の班行動をとることが多かったのです。

私と基礎配属が一緒のかわい子ちゃんがTつさん。

 

私とTうちさんと、Hろたくんは解剖実習班が同じで、

三人で何度も飲みに行った仲です。

 

飲み好きですからね私は、、、(脂肪肝だしw)

 

で、本題、

【】はTはし君の会話です

 

T橋くんは、私に、

「俺のキャバ嬢遊びを邪魔しないでくれる?」

 

と言ってきました。

 

晴天の霹靂

⚡️

⚡️

⚡️

え、?なんのこと!?

(マジで意味が分からない)

 

【ゆうくんさん、俺がTうちさんとメールしたり、話ししたりするの知ってるでしょ?】

 

え、それは知らないけど。

 

【それを邪魔しないで欲しいんだけど。

ゆうくんさんもTうちさん可愛いから好きなんでしょ。】

 

私、

Tうちさんは可愛いから好きって言えば好きだけど、

Tはしくんが話したりメールするのは、

邪魔してないし、好きにして良いと思うよ。

俺が実際、どんな邪魔したっていうの?

 

【具体的な、ことはないかな、、、】

【じゃあ、俺のキャバ嬢遊びを、邪魔してない?】

【これは、俺の気のせいなのかな、、、、、】

 

私、

邪魔しないから、好きにして良いと思うけど、

Tはしくんは奥さんと子供さんが、いるから

あまり無茶はしないでね。

 

私、なんかドキドキしました。

言っていることが全然意味不明で、

この人どっかおかしくなったな。

と感じたからです。

 

【もう一ついいかな?】

 

【ゆうくん、おれがヅラだってこと、

みんなに言いふらしたでしょ?】

 

私、

え!Tはしくんってヅラなの?

そんなことは知らないよ。

本当?

 

【そんなわけないでしょ。

俺の髪型が5年間も一緒なんだから。

他の人は気づかなくても、ゆうくんさんは気づくでしょ。

だいたい、この前、俺が図書館で

渡辺くんと話していた時に、

俺の方を見てわらったでしょ。

それで俺気づいたんだよね。

俺がヅラだってこと、

クラス中に言いふらしたのがゆうくんだって。

最近、俺が教室いくと、みんな俺の方を見て笑うんだよね。

なんで、みんなに言いふらしたの?】

 

私(絶句、、、完全にいっちゃってるな、コレは)

この前、図書館で渡辺くんと話していた時、

おれはT橋くんがいたことに気づいてないよ。

渡辺くんみて挨拶しただけじゃないかな?

そのことを覚えてないけど。

 

それなら聞くけど、

Tはしくん、俺が、前回いつ髪切りにいったか、知ってる?

俺もいつも同じ髪型だけど、

そんないつ髪を切ったかとか、気にしないんじゃない?

俺たち、男同志なんだし。

だから、そんなことでヅラだって知っているっておかしいでしょ。

悪いけど、俺はTはしくんの髪型なんて気にしてないし、

ずっと髪型や髪の長さが一緒だなんて知らないし、興味を持ったことないよ。

 

Tはしくんの

その考えは

「妄想」

だと思う。

 

だから、俺は違うといっても信じられないかもしれない。

けど、それは「妄想だよ」

俺はそんなことしてないし、

ヅラだなんて知らなかったし、

教室行くと笑うなんてことがもし、あったとしても

うちのクラスメイトは、

ヅラだったからなんて理由くらいで、

クスクス笑うような奴らじゃない。

そんな、低俗な奴らじゃないから。

 

Tはしくんも、医者になるんだから、

「妄想」っていうのは、とり疲れたら、

他人が否定してもダメだってわかるでしょ。

 

一度自分が「妄想」をしているのではと、考えてみて。

 

午後から授業なので

(私は出ないけど、Tはしくんは出るので)

蕎麦屋を出ました。

お金が払うって言っても、頑なに俺が出すといって

Tはしくんが出してくれました。

(考えを曲げない人なんだな、、、と思った。)

 

車で大学へ行って、図書館まで一緒に歩いて行きました。

途中、クラスメイトも通り過ぎました。

 

そして、Tはしくんに言いました。

誰も、笑ってなかったよ。

だれか、俺たちみて笑ってた?

 

【いや、笑ってなかった。】

 

でしょ。妄想だから、心を休めた方がいいんじゃない。

無理しないでね。

 

私たちはそこでようやく別れました。

 

場面は変わって、

 

基礎配属で私と一緒だったかわい子ちゃん(Tつさん)とよく飲んだり

していたのですが、

Tつさんと、Tうちさん、Tはしくんは

名前の通り、出席番号が連番なのです。

 

Tつさんと飲みに行った時に、

 

私は話してしまいました、、、ゲロー

Tはしくんのことを話しました。

そして、Tはしくん妄想にとりつかれたみたいで

ヅラだとか言ってくるんだけど、、、

 

えーうそー!

Tはしさん、ヅラなの?

気づかなたった〜。

って言って驚いていました。

 

まあ、飲んでて楽しく話していると

 

まさにちょうど、話している最中に

Tはしくんから、メールがあり、

 

「おれ、大学辞めるわ」

 

なんて送られてきたのです。

 

それには、

俺が、ゆうくんに、

キャバ嬢遊びを邪魔するな

と言ったけど、なんの根拠もない

俺の妄想だったと思う。

ヅラの件も妄想だった。

こんな俺みたいなやつは、離婚して大学も辞めることにした。

 

ゆうくんに言われて目が覚めた。

妻にも洗いざらい話をして、大学を辞めるとも伝えた。

いままでありがとう。

 

要約するとこんな感じ。

 

ちょうど、飲んでてタイムリーだったので、

私はTつさんにもこれを見せてしまいます。

 

私は、メールで

今は、妄想を抱くということは、

まともな精神状況ではない。

普段は妄想などにとらわれていないし、

今も妄想だと気づいたにならば、

それは正常な状態に戻ってきている証でもあると思う。

 

今は、まだ結論を出す時期ではないから、

大学は辞めることだけはやめた方が良い

行きたくなかったら休学でもいいし、

絶対に焦って結論を出してはダメだ。

 

また、疲れているなら、

飲みに行こうぜ。

俺は、この前のことを気にしてないよ。

たった1人の同学年の同級生なんだしさ。

 

私のメールのせいかどうか、わかりませんが、

彼は大学を辞めることも休学することもせず、

 

しばらくすると、大学の図書館で出会いました。

 

【ここで立ち話もなんだから、

俺の車も中でちょっと話をしない?】

 

(Tはしくんと車で2人っきりに、

なんとなく、身の危険を感じつつも、

着いて行きました)

 

【落ち着いて考えたら

大学を辞めなくてよかったと思う】

 

【完全な俺の妄想だった。

ごめんねと。】

 

そしたら、長々と生い立ちの話をしだして、

 

【幼少期に引っ越しをしてばかりしていたから

俺の性格がおかしくなった。

俺は、回避性人格障害だと自分で思う。

 

他人と仲良くし過ぎると、

症状が出てくる気がする。

 

ゆうくんやTうちさんと仲良くするうちに

おれはおかしくなってしまった。

ごめんなさい。】

 

この時は、

なんというか、催眠術にでもかかったように、

彼は、自分の気持ちに嘘をつけない状態になっていました。

 

私が聞いたことは言いにくそうなことでも

全て打ち上げてくれて、

人間、おかしくなると、隠し事ができない状態になるんだな

と実感しました。

 

その後は、私はなんとなく彼とは距離を置きましたが、

 

その後、彼は精神科医になって、今は開業しています。

奥さんとは離婚したと友人を介して聞きました。

 

Tはしくんが精神科医ね〜!?

 

そのクリニックの

口コミを見ると

 

アドバイスが乏しく「こっちはどうしたらいいの?」「どうしたい?」が多い。
書類を見て欲しくて差し出しても「で?」で見ようとしないのはありえない(普通は目を通すと思いますが?)。
クリニックはここが初めてでは無いが確かに違和感を感じた。思いを伝えることが苦手な方は向かない。

 

(感想)

うーん。昔聞いたことあるセリフだなぁ。

お変わりなく元気なようでなによりです!?

 

福ちゃん、Tはしくんの二つの件を相談した結果、

Tつさんは言いました。

 

ゆうくんは、優し過ぎるから変な奴が寄ってくるんだと思う。

普通の人は、そんな変な奴いたら離れるからね。

ゆうくんの優しさっていうのは、

変なやつを吸い寄せる磁石みたいな効果があるんじゃないかな?

 

今後も気をつけた方が良いよ。

 

だって。

まあ、診療していて心当たりありますね。

他では断りたくなるような

モンペ(モンスターペアレント)が

きてくれたりしますからね、、、

 

私が知る限り

4年で留年し、うつ病になった男性⇒その後しらない

福ちゃんの彼女 うつ病、休学し留年⇒翌年卒業し医師国家試験も合格⇒産婦人科医へ

福ちゃん 境界性人格障害と思われる⇒某大学で消化器内科医(講師)

結婚式では私が友人代表を務める。お父さんは家庭内暴力をして、離婚したらしいです。

そんな父親が嫌いだったけど、自分もお母さんに家庭内暴力を振るうようになってしまった。

結局、妻に暴力して離婚しました。

Tはしくん 彼自身の診断は回避性人格障害⇒精神科医(開業医)、妻とは離婚。

防衛医大中退⇒ロリフィギュアを隣の同級生女子に見られる⇒不登校⇒不明

同級生女子⇒卒業し、医師国家試験を5回くらい受からず⇒引きこもり

私⇒女好き、酒好きな脂肪肝⇒小児科専門医⇒小児科をやめた謎の開業医(たまに痛風発作あり)

※現在はお酒もやめて、減量中

 

全員を知っているわけではないですが、私の同級生はこれくらいはいます。

 

ようやく次回で最後の予定です。