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恋愛における

「単純接触効果」って知ってますか?

「返報性の原理」って知ってますか?

 

前者は、接触するほどに好意を持つようになる

後者は、好意を示すと、相手も好意で返したくなる

 

この相乗効果なのか、

解剖実習や(ポリクリ班)で

昼13〜20時を繰り返し繰り返し何度も何度も一緒にいたグループで、

お付き合いに発展する男女が結構います。

 

私とも仲が良い

Oぐらさんは、桜蔭高校卒業で、

Hろた君はイケメンで、社交性がある関西人です。

 

この2人は2年生くらいから付き合っていて、

私と妻(大学2年生?に入籍)とOさんHくんカップルと

居酒屋に飲みに行ったり、公園でお花見して飲んだこともあります。

 

Oぐらさんは私とも仲が良かったのです。

 

Hろたくんは、ポリクリの班が一緒だった、再受験生の色っぽいお姉さんと

いつのまにか浮気をしており、

Oぐらさんが、携帯やデジカメを見たことで、浮気が発覚してしまいます。

 

OぐらさんとHろたくんは同じ仲良しグループに所属していましたが、

明らかに浮気したHろたくんが悪く、

Oぐらさんが泣いて落ち込んでいたことから、

グループを追放されてしまいます。

 

しかし、私は、まずはOぐらさんを誘い、

朝まで2人で一緒にお酒を飲んで、Hろたくんの愚痴をききました。

で、そこで、あいつはダメな男だけど、

グループ学習が出来ないと可哀想だから、

私のグループに入れても良いか?

と聞いて、許しを得て

私のグループにHろたくんは所属することになりました。

 

一方、

福ちゃんとその彼女Mさんは、解剖実習のカップルです。

彼女は異常なまでの遅刻癖があり、

何かで同じグループになった時に毎回遅刻するので私はMさんのことが嫌いでした。

そしてそれを福ちゃんは知っています。

 

で、福ちゃんと私が仲良しで飲みに行った時、

Mさんはうつ病で、朝など起きれないんだ。

勉強も苦手でこれまで、ギリギリで通している

今は、ちょっと波が悪い時で勉強が出来ない。

2人だと(2人とも)無理だから一緒に勉強会してくれないかと。

私は承諾し、遅刻癖もうつ病だからと思えば、大丈夫。

許容できる。

なんとか、勉強をやっていきましょうと。

 

勉強会の方法は、

膨大な試験対策プリントがあり、

先輩方が作ったその試験プリントは公式解答でないから、

間違ったりしていることあるんですよ。

 

何十枚もあると大変なので、

1人5枚ずつ、解答、解説をつくって、

担当分野は自分が講義して、どうしてその選択肢が⭕️で

他の選択肢が❌なのか、

他に覚えるべきことなどを詳細にまとめる

ということをしていました。

 

で、やってみると、

福ちゃんカップルは遅刻するわ、担当範囲をやってないわ

なんですが。

私とHろたくんは、担当外も全てやってありましたし、

私は図書館で成書を何冊も読むスタイルで、

解答にかなり自信があるものを作りましたし、

Hろたくんははかなりできる男なのでこれまたしっかり調べてきます。

福ちゃんカップルがやってこない分野も2人で答えを刷りあわせて、

これでいいんじゃないか?

 

と下調べの時間もみんなのため、自分のためなのでしっかりやって

濃密な勉強会をしていました。

 

でも、福ちゃんの彼女の(精神の)調子が次第に悪くなり、

私は、もう無理だ。

今年は諦めて実家(栃木)へ帰ろって休もうと思う。

ということになりました。

 

そしたら、福ちゃんも俺もMさんのいる栃木に行くなんていって

なんだか雲行きが怪しくなってきました。

 

Mさんが私に話があると、珍しく電話してきました。

 

Mさんと福ちゃんが、福ちゃんの実家へ遊びに行った時に、

母親と喧嘩して福ちゃんが母親をボコボコにしている現場を見てしまったと。

 

言葉使いも怖くて、お母さんを病院に連れて行った方がいいほどだと思ったけど、

母親が病院行きを拒否して、私も怖くて泣いてしまった。

 

私に暴力を振るったことはないけれど、

言葉の暴力は受けたことがあり、束縛もしてくる

それ以来、優しい福ちゃんが怖くなってしまい、

距離を置きたくなったとのこと。

で、実家へ行くので離れたいと言ったら、

別れるなら俺は死ぬ

なんていうし、

私は彼から逃げ出したい。

一緒にいると、2人ともダメになる。

 

もう、実家へ行って、今年は卒業できなくてもいいから、

平穏な実家へ戻りたい。

福ちゃんとは離れたい、、

と、電話の向こうで泣いていました。

 

私なんて不細工で、彼氏なんて一生出来ないと思っていたが

福ちゃんは優しくしてくれて良い人だったけど、

汚い言葉を罵りながら、母親を本気でボコボコにしている姿は

恐怖でしかなかった。

 

こうして、Mさんは福ちゃんには何も言わずに

実家へ帰ってしまいます。

幸い、実家は知らないので福ちゃんは行けません。

 

そしたら、福ちゃんもおかしくなってしまい、

ある日、夜22時ごろ福ちゃんの母親から私の携帯に電話がかかってきます。

 

福ちゃんが死ぬと言っているから、家に見に行ってくれないか?

と、

なんで私の携帯番号を知っているか知らないけれど

母親に言われて、私は酒を飲んでいたのですが

酒酔い運転で福ちゃん家まで、行ってみました。

車がないし、本人はいません。

携帯電話はかけても出ません。

 

これ以上、酔っ払い運転は出来ないので、

Hろたくんを呼んで、事情を説明して、

彼を探しに行くことにしました。

 

目指すところは、思いつきませんが、

1つあるとすれば自殺の名所が30分ほど先にあるのです。

 

Hろたくんと深夜の自殺の名所に向かいました。

 

次回へ続く