こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

医学部4年生前半で、中間試験と言われる、

臨床科目(内科、外科、小児科など)の筆記試験を2〜4週ごとに行われる

地獄ロードをクリアしました。

 

高校、予備校でもなんでもそうなんだけど、

講義形式って、インプット作業なんです。

雑談していても、集中していても、

インプットなんですよね。

 

実際に覚えるために必要なことはアウトプット

問題練習なんですよね。

 

わたしは不真面目だから、基本、95%くらいの授業はでない。

出席取っていても、返事して帰ったり、全くでなかったり、、、、

 

医学部で大変なのは、

解剖実習や組織学実習などで、

 

講義が大変ってことはないです。

 

ここは器用にできるか、できないかで大きく学生生活が変わるでしょう。

 

私みたいな大学へ全く現れない不真面目くんと

対比される

上智大学出身者がいました。

 

彼は、いつも教卓の前で授業を熱心に聞き、

ノートをとって、

ボイスレコーダーで録音までしているまさに授業の鬼だったんですけど、

わたしは全く来ないのに単位習得し、

優秀者は張り出すということをする数少ない科目で、何回か張り出されていたので、

彼みたいに授業聞きまくるの無駄じゃね?

思う人が何人もいたようです。

 

わたしは飲むのが好きでたまに、飲み会へ参加すると

わたしがどうしているのか気になる人が多く、

大学へ来ないでどうしているのかとか、

なんで試験は通すことができる?とか

よく聞かれました。

 

医学なんてほとんど理解が必要ない、ただの知識なんて覚えれば良いだけで

教科書でも読んだ方が早いんですよね。

まあ、大学教授は、教科書にも書いてないような最新の医学を教えてくれたり

面白い話をしてくれたりってありますけど。

 

私、高校の授業で内職とかしなかった?

したでしょ。

授業なんか聞くより自分で学んだ方が効率いいよ。

だいたいこんなこといってました。

 

ただし、試験はマジで大変です。

おぼえきれないかもしれない大量の範囲から試験が出るので、

それを集中的に覚えることができる能力が問われます。

 

そして、

薬学部と医学部の最大の違いは、

「これは無理だよ?!」っていう大量の範囲が出されることです。

 

薬学部時代はわたしは簡単に無理無理って、諦めてしまいましたが、

医学部では諦めているようでは、進級できないし、

CBTや医師国家試験に合格できないんですよ〜。

 

ここを乗り切れるかどうかが運命の分かれ道で、

乗り切れない人は、

留年

したり、

国試浪人になってしまします。

 

Youtuberの

「ルシファー」さん

東大医学部卒業後に、今国家試験6浪中

「もご」さん

京大数学満点で京大医学部入学も、CBT試験に落ちて留年

したようです。

 

ルシファーさんも

もごさんも

数学が得意で天才肌だと思うのですが、

 

「短期集中的に、一定量の暗記を詰め込む」

という点では私も含めて、大概の医学部生の方が上だといえます。

(おちゃらけ医学生でも普通に通す試験です)

 

大学に関係なく

CBT、医師国家試験を1回で通す人がほとんどなのが事実です。

 

正直なところ、

医学部入学後に必要とされないのは

「物理」や「数学」といった難解な問題を解く能力ではなく、

 

単純な記憶量が勝負です。

まあでも、医者になってからも役に立つし覚えることが

山ほどあるので、

結局医師に必要な能力は「記憶力」だと思います。

 

前置きが長くなりましたが、

0からの臨床科目をコンプリートいう、とんでもない試練は、

私は、自分自身「無理ゲー」と思いながらも生まれてから、

はじめて出した超集中力で乗り切りました。

 

さて、病院実習はというと、

まあ、はっきり言って楽勝よグッド!

 

教授について回っての教授回診は、

まじで、「白い巨塔」ばりの回診よ。

 

教授が先頭にたち、助教授が次に歩き、

患者さんの元へいくと、その担当医が、教授にどういう患者がプレゼンします。

必要なら担当医は教授にコンサルします。

 

プレゼン(テーション)

受けもち患者に簡単な病歴、治療歴などを簡単に説明すること

要点がうまく伝えることが重要です。

 

コンサル(タント)

下位(研修医など)の医師が上級医に相談して、治療をどうすればよいか教えてもらうこと。

 

どういう患者で、

今の治療はこうで、

問題点は〜なんですが、どうでしょうか?

っていう具合です。

 

それを週に1回して回るのですが、

まあ、だいたいいつも変わり映えしないメンバーだから、

そんなには長くはかかりません。

問題点があると、ちょっと相談したりです。

 

教授、助教授、担当医たち、看護師数人、研修医たち、学生

ずらずら〜って感じです。

 

学生なんて、教授と担当医が何話しているかなんて、後方で聞こえないし

意味ないんですが、ついて回るのが実習です。

 

そして、

教授の診察風景の見学なんていうと、

教授の後ろに学生がズラーと並んで(5〜6名)

教授が聴診するのですが、

患者さん(年寄りが多い)の胸をはだけさせて聴診したりして、

みんなに見られてなんか、悪いな〜

なんて思ったりもしました。

 

大学病院は

「臨床」

「研究」

「教育」

をあげているので、

「学生、研修医」を教育するために

 

診察の練習台にされたり、

見られたくない部位の診察を見学されたりするわけです。

女性→若い男子学生に見られるのも嫌だと思うけど、

男性→泌尿器科で大事なところを若い女子学生の前で見せるっていうのも

嫌だと思いました。

私なら大学病院へ行きたくないね。

 

これは、もう「教育」機関ですから

それがいやなら大学病院にはあまり行かないほいがいいよ

って思います。

 

で、空き時間はレクチャーといって教授が色々質問してきたり、

先輩医師が色々教えてくれたり、

部活に入っていると、先輩が医師になってあれこれ働いている所をみて

かっこいい。私も早く医師になりたいって思ってみたり、

まあ試験もないから、毎日あちこち見学しているうちに

ポリクリは終わります。

 

暇な時間など結構あるので、そういう時間は勉強したり、

話したりである程度ポリクリグループは仲良くなりますね。

 

まあ、試験がない実習なんて、出てさえいればクリア出来るので、

楽勝です〜