こんにちは、訪問ありがとうございます。
※追記
この4年生前半の地獄ロードは、
午前中には普通に講義が行われていました。
私みたいに完全サボりをしない限りは、
朝から図書館へは行けないです。
4年生前期で「泌尿器科学」が始まって
1ヶ月も経過しないうちに、「泌尿器科学」の試験があるっていうんです。
そして全科目のうち、1つでも落としたら、留年と。
マイナー科目
「泌尿器科学」「眼科学」「皮膚科学」「耳鼻科学」
メジャー科目
「小児科学」「消化器内科学」「血液内科学」「神経内科学」「呼吸器内科」「腎臓内科」
「脳神経外科学」「外科学1(肝臓、胆嚢、膵臓、呼吸器)「外科学2(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)」
「産婦人科学」
これらが2〜4週間ごとに半年間ずっと試験があって
まさに地獄のロードです。
薬剤師国家試験とこの地獄ロードどちらがきつかったというと、
正直な所、この地獄ロードの方がきついです。
1科目の泌尿器科学はマイナー科目と言って比較的範囲が狭いです。
内科学、外科学は範囲が広いですが細分化されているので、まだ良いです。
小児科学は鬼門の科目の1つでした。
泌尿器科学がなにかも知らない。
教科書もない。
早速、学内書店に行って
国試対策本である、
STEP泌尿器科学を買いました。
もうそれだけで1冊で5000〜6000円もして
200ページは軽くあろうかという本でした
まあ、勉強してないアホちんの私でもわかるような丁寧な本で速攻買いました。
10日間で読んでおいてではないんです。
10日間後に「記述式の試験があるから覚えておいてなんです」
私の大学では国試対策にうるさい大学ではないので、
国試風の選択式ではなくて、
全て記述式です。(全科目、、、!?)
この日から朝9時ごろに大学の図書館に行き、
泌尿器科学の館内の教科書を2冊くらい手元において
STEP泌尿器科学に出て来る病気を読んだら、
成書である分厚い1万円以上するような本を読んで、
さらに、もう1冊読むと、
同じ病気でも多少書いてあることが違うのですが、
本質はどれも一緒なんです。
すると、私の脳はSTEPにも買いてあって、もう1冊の成書に書いてあって、
さらにもう一冊に書いてあるから、これはかなり重要な事項だなと
3冊読んで共通するところを覚えていったのです。
で、先輩が集めて答えが書いてある過去数年分の泌尿器の試験をみると、
先輩の解答も理解できるし、先ほどの3冊を同じようなことが書いてあるし、
なんなら、わたしなら、成書に書いてあるこっちの答えがいいのでは?
と自分なりの解答も作りました。
で、昼はコンビニ、夜は遅いと12時までくらい
一旦彼女(妻)の入る家に帰ってご飯など食べて
また図書館へ行って、ずっと缶詰。
試験前は2〜3日前で勉強が足りないと朝4時までくらいと
でも、わたし以外に図書館に缶詰めして入り同級生が何人もいました。
で、どうにか泌尿器科学をパスしました。
マイナー科目のくせに、
薬学部時代は2〜3日前から1科目6時間くらいやれば通せたのに、
1科目に10日間〜14日間、朝9時から12時間以上勉強しないと無理なんです。
まあ、授業に出ないツケが回っているのですが、、、、
でもここで、メチャクチャ頑張ったおかげで医師国家試験にも役立ちましたし、
ポリクリ(病院実習)における先生からのレクチャーや質問にも答えられました。
半年間の地獄ロードに耐えることができない脱落者が10人ほど出ました。
全員留年は多いからか?
再試験があって、結局3人の留年生を出したのみでした。
1人はうつ病になり、休学しました。
メンタルやられたみたいです。
1回試験を落として再試で救われた人のうち5人は国家試験をパス出来ませんでした。
地獄ロードは国家試験前哨戦なんですよ、、、
1日10時間くらいは、やるときは勉強する
これができない人は、留年や、国家試験で躓いてしまうことになるのです。
おそろしいですね、、、。
でも、4年生前半での勉強、メチャクチャ役に立ちましたね。
細かく書くとキリがないのですが、私の勉強法に1つの欠点があって、
たまにある連続試験時に大ピンチになるんです。
0からやって、10〜14日図書館に籠るんですが
1科目終わって、4日後に試験とかある時があったのです。
そうすると、ゼロからの2科目同時進行とか、むちゃくちゃきついんです。
吐きそうになりますね。
え、4日後に試験!?
ありえない、、、。
精神をかなり病みそうになりましたが、
なんとかクリア出来ました。
医学部で最も重要な所
やるべき時はメチャクチャ勉強する。
(コツコツ型ならば、直前詰めこまなくていいのかもしれなけど、
私みたいなやつは、抑えて直線勝負よ!)
逆に長男くんの、大学受験に対しては大逃げの一手です。
そして、CBTの試行テストが当時あって、(10月ごろ?)
まだ試行段階で、落としても当時は留年にならなかったのですが
2割ほど合格点(60〜70%?)にいかない人がいましたが、
私は1回でパスしました。
※CBTは全国の医学部4年生がみんな受ける
オンラインの選択試験です。
(当時は問題は人によって多少異なるときいてましたけど)
落とした人は、しばらく後にもう一回やってましたね。当時は。
当時は、4年生に解かせたらどれくらいの得点率かを調べている段階だったと思います。
授業に出て、過去問を解いて覚えるだけの勉強不足?の)同級生よりは、
過去問の答えを自分で作ったり、それがあっているのか調べたりしている
私の方が授業に出ない分、真剣に勉強したなと思います。
4年生後半からは、
各科の診療科を5人グループで回るポリクリです。