こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

このシリーズいつ終わるのか、想像つきませんが、

薬学部(4年生の頃)、医学部ともに、

1年生は普通の教養科目

2年生から、すでに専門科目の基礎みたいな科目が入ってきます。

 

だから、遊んで暮らせるというイメージは

1年か、1年半くらいでしょう。

 

2年生から遊べないくらいのイメージを持つと良いかもしれませんね。

 

大学生は遊んでいれば卒業できる!

っていうのは、薬学部→薬剤師

医学部医学科→医師には通用しないでしょう。

卒業より難関の国家試験もありますので。

 

では、医学部3年生の後期です。

 

病理学実習(3年生後期)

基礎研究室配属(3年生後期)

 

病理学実習は組織学の異常編で

正常を知らないと、異常が見極められません。

 

そして、正常組織に混ざって、一部だけ異常な組織があるので、

 

「正常組織」を知っている人が、

組織をくまなく見ると、正常と違う部分を見つけられて、

そこを色鉛筆でスケッチして、ここが、異常ですとやるわけです。

 

組織学の一歩上いく難しさです。

 

ただ、医学部3年生は前期で組織学で苦しみ、

試練を勝ち抜いて来ています。

 

攻略法も心得ています。

 

超真面目さんは

①プレパラートの組織をくまなく見て、異常部位を見つけ

それを病理学テキストでどう異常部位の名前も書き込みます。

例えば、正常な糸球体の毛細血管に「ヒアリン」が沈着している図だと、

それ見つけてスケッチするのです。

 

はっきり言って、激ムズですが、

でもだんだんわかるようになるのが不思議。

 

②超真面目さんがスケッチしたノートを見て写す。

→写して即終了(最速ですが、自分のためにならない)

③超真面目さんが助っ人したノートを見て写して、

どうしてそれでいいのか病理学や組織学テキストをその都度読んで確かめる

④必殺技!先輩スケッチを持ち込んでそれを写す。

⑤先輩スケッチを写して、それをその場でテキストを使い解読する

⑥友達、先輩スケッチに頼れないボッチさんは、

何度も先生のところへ足を運び教えてもらう

⑦最終的に出来ないと先生も帰れないから

先生は残った人たちへ解説をし始める。

という、具合です。

夜22時とかになると、もういい加減、終わりの時間です。

先生たちも家族あるからね。

(スタートは13時)

 

組織学、人体解剖学などは、

医師国家試験の一般問題にも出題されます。

 

この辺をサボった人は、6年時にとんでもないことに気づきます。

 

私は、組織学は落としたけれど、顕微鏡見たりする生物的なことが好きだったので、

事前に勉強するほど真面目ではありませんでしたが、

病理学テキスト、組織学テキストを持ち込み

1つ1つ理解しながら進めました。

 

これが、国試にも非常に役に立ちましたね。

 

病理学も組織学並みのエンドレス学問でしたが

私は、組織学ほど困った覚えはないですね。

少しわかるようになりちょっと楽しめました。

 

そして、基礎科目配属

 

これ、たくさんある講座から、自分で立候補し、

3人の定員に対して、4人来ちゃうと、くじ引きやらジャンケンやらで決めるという

ものでした。

 

私は楽勝講座を取るはずが、

何回か負けて、不人気講座=厳しい講座に配属されました。

実験の拘束やらが長くて、教授が怖くて、唯一単位を落とした「組織学」の教授でしたが、

 

めちゃくちゃ可愛い現役入学の女子💕と2人きりでそこに配属されたので、

実は長い拘束時間も楽しく過ごせました。

 

その女子は彼氏もち、私も彼女もち(=今の妻、しかも同棲中)でしたが、

10回以上は2人で飲みに行きました。

(彼女=妻はしりません)

私自身は好意持ってましたが、お互いに浮気と言える行為はありませんでした。

 

その女子がいたずら好きで、

私の車に乗った時に助手席に香水ふりかけたり、

先生も交えて飲みに行った時に私がベロベロになって前後不覚になった時に、

私を私の彼女の家まで連れて行ったりして、

何度か浮気を疑われてしまいました。

その女子は彼氏いて、当時、浮気もしていて、

それで私と彼女(妻)との仲を壊すようなことして何の利益もないのに、

悪女だったんですけど、

なんせ、可愛いんですよ〜。

(現在はすでにバツ2ついてますね。今も悪女してるんかもです。)

 

その女子とはたまに連絡を取り合って情報交換などしてますけどね。

(その女子は小児科医で食物アレルギーが専門です)

 

※私は基本、女好きですけど

浮気などせず薬学部時代に付き合ったココイチの彼女=今の妻と

ずっと一緒なんですよ。

 

基礎配属は、教授のしている研究のうち

学生でも手伝えるような、

細胞に薬をかけて何時間か待ってとか

3ヶ月くらいかな色々お手伝いしました。

洗い物なども。

卒業論文などは全く不要で、

ただ実験ぽいことをしただけです。

 

薬学部と違うことは、

細胞は何万円もして高い、

試薬も高価、

使う器具も高価、

細胞触るので清潔操作しないといけない

 

など私は薬学部では有機合成の研究室だったので

色々新鮮でした。

 

ちなみに、私のところでは細胞を使っていましたが、

ラット、マウス、モルモット、ウサギ、サルなども

清潔で隔離された区域の飼育されておりました。

 

ラットなどを扱う人もいたようです。

(薬学部でもラット、マウス、モルモットは飼育されていましたね。

それは今後でて来ます。)

 

まあ、3年生は組織学を本試で落として、

3日前に図書館缶詰が通用しないことを実感して、

追試はしっかり勉強し

これ以後試験は1科目1週間は図書館缶詰をするようになります、

 

無事に進級し、どんどん専門性が高まって

勉強は大変になります。