こんにちは、訪問ありがとうございます。
前回の続きです。
今回は、貧富の差の大きな原因となる、
個人が持つ才能=遺伝情報について
もう少し細かくつっこんでいます。
「3つ子の魂100まで」
3歳児の性格や好みは100歳になっても変わらない
という諺ですが、
私の解釈ではこうです。
3歳児の性格や好みは
遺伝情報による影響が高いと私は考えています。
前回も触れましたが「発達障害」についてです。
これは、
3歳くらいまでにはすでに症状が出てきます。
- 人見知りがひどい
- 癇癪を起こすことが非常に多い
- 新しい場所や人を極端に嫌がる・不安がる傾向がある
- 気に入らないことがあると、すぐに手が出てしまう
- 同じくらいの年齢の子どもと遊べない
- 急に思いたったような行動が多い
- ごっこ遊びをしない
- 聞かれたことに答えられないことが多い
- 会話が成り立たない
- 言葉が遅れている
- 気に入った遊びだけを続ける など
などですが、
これって、3歳までの育て方が悪かったから、
発達障害障害が出てきたの?
って話です。
答えは、大抵どこを調べても「NO」と書いてあるでしょう。
そして原因は、脳の機能障害なんて書いてあると思います。
ようするに、遺伝情報が引き起こした脳機能障害が原因ということです。
(脳に外傷などを負って、それが原因となることもあると思いますが、
省きます。)
3つ子の魂は100まで
これが意味するのは、3歳までに出現する
性格や嗜好は、遺伝情報が引き起こす要因が強く、
環境要因も関係はするけれど、
多くは100歳まで続くものだよってことです。
育て方も、子供の性格や嗜好に影響することは
間違いない事実ですが、
遺伝情報が引き起こす性格や思考の特徴を大幅に書き換えるほどの効果はない
と私が考えています。
大幅に書き換えられれば、
発達障害は育て方が悪いからなったんだね
となりますね。
遺伝情報が引き起こす脳の機能は、
環境で大幅な変化は起こせない。
こういうことですね。
※変化を全く起こせないわけではないんです。
たとえ、発達障害があったとしても
脳の機能により引き起こされる性格や嗜好は
周囲の環境や育て方や訓練によって
ある程度、改善させ、社会に適合させることが出来ますね。
生まれ持った脳の機能は
遺伝情報が引き起こすことが主因であり、
環境要因や訓練(勉強)は副因であるというのが
私が出した結論です。
そうそう、
3歳までに色々食べさせてあげて
なんでも食べる子に育ててあげましょう
っていうことが書いてあったりしますが、
実際は
3歳の時点でなんでも食べてくれるような子は
その後も好き嫌いなく育つよって話です。
3歳までの育て方によらず、
なんでも食べてくれる子は
離乳食開始時期からなんでもパクパクしてくれるし、
離乳食開始時期から、あれこれイヤイヤする子は、
その後も好き嫌いが多かったりしますよって話です。
※経験と環境次第でこれもある程度は改善させられますけど。
あれこれイヤイヤするのは、本能(遺伝情報)です。
そうでなければ、自分の好き嫌いは
親の育て方が悪かったからあるの!って話ですよ。
食は経験によって是正が出来ることは多々あるけどね。
(でも、本能というか遺伝子に刷り込まれているんですよ、好き嫌いって、、、)
でも、結論として、
持って生まれた素質(遺伝情報)が大きな要因となりますが、
少しの天才や、疾病をのぞけば、
ある程度は、環境要因や訓練で、
補えるし、全国最難関の学校へ行けなくても、
難関な学校へ行くことは可能です。
今回は、結局、遺伝情報(才能)じゃ、
どうしようもないじゃん
って思われてしまいますが、
次回は、そのような環境要因や訓練の重要性につい書いていきます。