こんにちは、訪問ありがとうございます
今後の日本では、景気も良くなってこないし、
貧富の差は確実に広がってくると思います。
そして、それはどの時点から始まってくるかというと、
生まれた瞬間から、確実に始まっています。
どういうことかを
簡単にまとめると
親の経済力、学力が高い、優秀な遺伝情報をもっている
↓
こどもにかける教育費が高い
勉強する環境を整備する
こどもが優秀な遺伝情報をもつ
↓
こどもの学力が高くなる
↓
良い大学へ行く
↓
生涯賃金が高い職業へ就く
親の経済力が低い、学力も低い、遺伝情報も優秀でない
↓
こどもにかける教育費が安い
子供が勉強できる環境を整備できない
こどもの記憶力や思考力が優れていない
※1つも満たすことができないと
↓
勉強できない
↓
良い学校へ進学できない
↓
生涯賃金の高い職業へ就けない
まあ、こんなこと言っては
身も蓋もないけど、
持って生まれた遺伝情報によって、
学力は大きく?左右されます。
たとえば、発達障害ってありますけど、
発達障害の児は、
生まれ育った環境が原因で発達障害になるわけではないのです。
生まれつきの遺伝情報に組み込まれていたというか、
単体の遺伝子によって起こるわけではないんだけど、
1種の遺伝子が原因ではなく、複数の遺伝子が複雑に影響するので
確定されていませんが
遺伝情報に組み込まれている
のは、間違いないでしょう。
親の育て方が悪いから、発達障害になるわけではないし、
親の育て方が悪いから、知的障害をもつ病気になったわけではない
ということです。
全ての遺伝情報は、持っていてもその情報が発現するわけではないので、
それが発現してくるかどうかは、ある程度環境によって変化します。
しかし、大雑把に言って
頭が非常に良い子になるかどうかは、
すでに生まれた瞬間にある程度、決定づけられているといえます。
※例を挙げれば、河野玄斗さんのようになるのは、
凡人が努力して不可能ということで、
相当素質がある(相当優秀な遺伝情報もった)人が努力しないと
無理でしょう。
※普通に賢いくらいは、ある程度努力で
なんとかなりますが、
遺伝情報が悪いと、努力してもどうしようもない
場合がありますね。
その子のもった遺伝情報によるものであったり、
環境要因にも影響を受けるのですが
そもそも、頭が良くて、稼ぎの良い親からは
良い遺伝情報もらっている可能性が高まるし、
環境整備もしてくれるので、
こどもが賢くなる率が高いのです。
優秀な遺伝情報をもってしても、
全く勉強する環境になければ、その能力もなかなか発揮されることはないでしょう。
貧乏で学歴が低い親でも、
勉強する機会やお金がなかっただけで
優秀な遺伝情報を持っている可能性はあります。
私の両親はどちらも中卒ですが、
私の母親は記憶力が良いです。
私が記憶力が良いのは、
母の遺伝子の影響ではないかなと思います。
私の母は
漁師の家に生まれて、勉強より家の手伝いをやらされ
中学卒業後に東京に出稼ぎに出されましたが、
勉強すればできたんだと思います。
逆に、
お金がなくて教育費にお金をかけられない
勉強する環境を整備できない(ヤングケアラーさせられたり、不良になったり)
優秀な遺伝情報もなく、記憶力が悪く、思考力も悪い
こんな感じでは、将来的に学力が高くなる要素がないわけです。
そうすると、生涯賃金が高い職業へ就くことは必然的に難しくなる
もっとも、
容姿端麗だったり、歌がものすごくうまかったりして芸能人になったり、
芸人になったり
人が思いつかないようなことを思いついて起業して
成功する人もいるでしょうけれど
そんな人がごくごくわずかなわけです。
今回は序章なのですが、
どうして貧富の格差が広がる一方であるかを
何回かに分けて書いていきます。
本文中では、
遺伝情報と言って書いてありますが、
普通、一般にいえば「生まれ持った素質」のことと思って下さい。