ゴールデンウィークの過ごし方

 

 

 

 

 

 

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こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

今回はGWにBBQをする際に気をつけて欲しいことです。

 

BBQは、食中毒を起こすことがあるので

注意が必要です。

 

食中毒菌によって注意方法が異なります。

 

まず①黄色ブドウ球菌

手足などの皮膚にもブドウ球菌は普通に住み着いていますが、

それは、「表皮ブドウ球菌」です。

 

通常は鼻腔とか喉に棲みついています。

皮膚で増えると、「とびひ」=皮膚の化膿(伝染性膿痂疹)ですね。

 

傷とか出来ている手や、汚い爪の間には黄色ブドウ球菌がいるかもしれません。

 

そう言った汚染された手を洗わず

汚い手のまま、

おにぎり握ると、菌がついてしまいます。

 

温度が暖かければ暖かいほど

細菌は増殖し、

20度以上の条件では、菌が「耐熱性の毒素」を産生します。

 

だから、黄色ブドウ球菌に汚染された食品を20〜30度といったちょうど良い温度に

晒してしまうと、菌が増えて、毒素を産生してしまうわけです。

 

まあでも、傷のない手で良く手を洗って握ったおにぎりなら

通常は黄色ブドウ球菌はつかず、

食中毒は起きないはずです。

(友達のお母さんが握っても大丈夫)

 

心配なら20度以下で保管しておけばgoodです。

 

②下痢や嘔吐を起こす大腸菌たち。

 

大腸菌たちと言ったのは

大腸菌はたくさん種類があって、

病原性の低い大腸菌が少し、体内に入ってきても大丈夫です。

 

逆に、

病原性が高い種類は少数の菌で、食中毒を発生して要注意です。

 

いくつかタイプがありますが、

 

1番厄介なタイプは

腸管出血性大腸菌O157ですね。

HUS(溶血性尿毒症症候群)→腎不全など

で死亡する人もいます。

 

さて、どうやって感染するかといえば、

牛などの腸管に大腸菌が住み着いていますが、

加熱が甘いと、菌が死滅せず、生きている菌をある程度食べてしまうと

病原性大腸菌による食中毒を発症します。

 

基本的に「大腸菌」は消化管の内側にいますので、

表面をきちんと焼けば感染リスクはそれだけでかなり下がります。

 

ただ

「肉を切った包丁」

「肉を切ったまな板」

「生肉を触ったハシやトング、ハサミ」

「肉の切断面」

「ミンチ肉であれば、中心まで」

にも菌がついてしまいます。

 

それらを生肉専用とするのは基本中の基本ですが、

どうもこれが疎かになってしまって感染を起こしてしまう人がいます。

 

生肉を切ったあとにまな板を軽く拭いた程度で生で食べる野菜などを切った

ハンバーグやサイコロステーキなどを中心までしっかり加熱せず食べた

生肉をとった箸で、焼けた肉を摘んで食べた

 

こう言った不注意で起こすのですが、

 

まあ、酔っ払いの大人がBBQを河川敷などでしていたら、

怪しくなってくるのは当然です。

 

みんなが全員、こう言った知識をしっかり持っていて、

調理しているかも疑問です。

 

成人よりも子供や老人は免疫力が弱いから、少数の菌で発症するので

より危ないです。

 

③サルモネラ菌

「鶏肉、豚肉、卵の殻、ペットの爬虫類」

などにいます。

 

ヒビが入った卵は、生食しない。

ミドリガメなどに触ったらすぐ手洗い

 

河原などを歩いている亀やトカゲにも触らない方が良いです。

 

あとは、大腸菌と一緒の注意をしていきましょう。

 

④カンピロバクター

ニワトリ、牛などについていますが、

 

特に

「鶏肉を生食で食べる」

鳥刺し

鶏のタタキ

 

は、ハイリスクな食品です。

 

まあ、地域によってはスーパーで売っているんですけど、

子供は絶対やめた方が良いね〜

 

大人もやめた方が良いけど。

 

⑤とにかく危険

レバーの生食

 

牛と豚のレバーは飲食店での提供が禁止されていますし、

ニワトリのレバーはカンピロバクター感染リスクの高いの危険食品

 

今のところ、馬肉は危険リスクが少ない肉のようですが、

まあ、よくわからないけど、火を通した方が安全じゃないの?

と思いますね。

 

⑥番外編

豚肉には寄生虫がいることもあります。

 

有鉤条虫なんてやつです。

 

動物の肝臓には

E型肝炎ウイルスなんてのもいることがあります。

 

もちろん、

清潔な状態で飼われている?

ニワトリ、豚、牛でそうなのだから

野生の動物の肉なんて、

どんな、病原菌やウイルス、寄生虫がいるかわからず、

それを生食するなんて、とんでもなくハイリスクですね。

取り扱いには十分注意です。

 

※消化管

食道、胃、大腸、小腸

肝臓

などは、食中毒の菌やウイルスがいる可能性が高いですが、

 

筋肉は基本、無菌です。

ただし、切ったりする過程で汚染される可能性が高くなります。

 

たとえば、

分厚いステーキは

汚染されている可能性が高い部分は、

切り口を含めた表面になります。

 

従ってレアステーキ、トンカツの中心が少し赤い

と言った場合はリスクはかなり低いです。

 

しかし、しかし、

病死した牛や豚肉を使っていた場合はそうではありません。

菌が血液の中で増えていてもおかしくないため

血の滴るステーキや赤みの残ったトンカツは

100%安全とは言えません。

 

まあ、GWでのBBQには清潔操作と、中まで加熱

焼くまでの間の保管時の温度は10度以下で保管

これくらいは最低限、注意しておきたい所です。

 

では、みなさん、楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さいませ