こんにちは、訪問ありがとうございます

 

 

同校は中高一貫の男子校で、毎年中学入試で約170人が入り、高校入試では約40人が入学する。近年は公立高校の人気の高まりなどから、高校からの入学者が減少傾向にあり、昨年度の高校入試では165人が合格したが、入学したのは36人にとどまった。

 

えええ!?

東大寺学園なんて超進学校の

165名受かって、36人しか入学しないことに驚き。

結局定員割れになってるじゃん。

 

 

中高一貫校の高校募集を停止する理由は、

 

端的に言って、

大学への進学率は、

「生徒の賢さに依存し、学校が寄与する割合が少ない」

ので、

「より多くの優秀な人材を獲得するため」でしょう。

 

どうして、中高一貫校の高校募集を停止するようになったかは、

中学受験する割合が年々増えたからでしょう。

 

さらに、高校受験では、

「公立高校トップの人気が高まっている」

ことも要因になっているようです。

 

 

別記事

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO07136840S6A910C1000000/

 

「開成高校に合格したのに、うちを選んだ生徒ですか。我々の把握している限り、学年あたり15人くらいはいますね」。日比谷高校の武内彰校長(55)はこう話す。同校の1学年の定員枠は320人。その5%が「開成より日比谷」を選択したわけだ。

 

何故かわかりませんが、

高校受験で、中高一貫校に高校から入るより、

公立トップ高を選択する人が増えているようですね。

 

逆に言えば、中高一貫校へ高校から入ることは

敬遠されているのかもしれません。

 

そうすると、なおさら、中学受験一本でというのが

自然な流れでしょう。

 

中高一貫校にしてみれば

高校から入ってきた生徒に

別枠で勉強を教えるのも手間だし、

高校受験やめれば負担も減るよね〜

ということです。

 

優秀な人材さえ、確保してしまえば、

 

鉄緑会など塾や予備校に行って

優秀な生徒は勝手に賢くなってくれるので、

(学校の教育だけで、大学へ行くわけではないので)

学校の役割はある一定はあるのですが、

学校の果たす役割はそうは大きくはないと思います。

 

身も蓋もない話ですが、

大学進学率なんて、

どれだけ優秀な人材を集められたかで、

学校の教育が良いからではない

ということだと思います。

 

それで、早いもん勝ちで

中学受験から集めるんじゃないですかね?

 

ただ、中学受験しない中でも、

めちゃくちゃ優秀な人材がいますので、

「開成高校、筑波大学附属駒場高校、灘高」などは

今後も高校募集やめないと思います。

 

筑駒、灘、開成、桜蔭といった超一流の学校の先生は

めちゃくちゃ頭が良いのは当たり前で、

そうでなければ、賢い生徒も集められません。

 

公立トップ校は、

人気の高まりと共に優秀な人材が集まり、

それで進学実績も良くなり

さらに優秀な人材が集まるという

好循環が進んでいるというでしょう。

 

公立の方が学費も安いしね〜。

 

なにが言いたいって、優秀な生徒はどこ行っても

大丈夫だと思うので、とにかく、今を頑張って欲しいですね。