こんにちは、訪問ありがとうございます
人間は水没(溺水)して、5分以上経過すると、
適切な人工呼吸や、心臓マッサージをしても、
「後遺症なく」蘇生されることは、
かなり難しくなります。
心臓マッサージにより、心拍が再開しても、
5分以上、呼吸が停止された場合、
脳に深刻なダメージを負い、
脳死状態などになって、意識が戻らなくなったりします。
私がいた病院では、
「父親が目を離していた隙に、プールで沈んでいた男児(8歳)」
がたまにレスパイト入院していました。
この子は、
人工呼吸器をつけて、
意識が完全になく、
心拍は保たれている状況でした。
見た目は寝ているだけですが、
2度と目を覚ますことはありません。
父親が目を離したせいでこうなったと喧嘩したのでしょうか?
父親とは離婚して、父は病院に見舞いに来ることはありませんでした。
こんな、悲惨な事が今も日本中で年に何回も起こっていますね。
それでも、交通事故よりは少ないでしょうけど。
水の事故は怖いですね。
酔ってふらついていたら、マジで落ちるわ。こわい
4月5日に宮城県で発生したため池水難事故では、池に滑落した小学1年男児が犠牲になりました。現場のため池には水面から土手に続く斜面に、陸に上がろうと頑張った跡が残されていました。
大変痛ましい事故です。残された跡という、今この現実に向き合わなければ、これまで続いたため池事故はこれからも続くと、専門家として断言せざるを得ません。
- <溺水防止の考え方>
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- 子どもだけで水に近づかない、近づけさせない工夫を
- 子どもが水に接する場合は、大人は目を離さず、手の届く範囲で見守りを
- 水に関する危険と対処法を学習し、事前の準備を
子どもは声や音を出さず静かに溺れることもあります。少しの時間、少しの水量と油断せず、子どもの見守りと合わせて溺水事故が起こらない環境づくりを行いましょう!
- 〇家庭での子どもの水の事故を防止するためのポイント
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- 子どもの見守り
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- 大人が洗髪する際には、子どもを浴槽から出しましょう。浮き輪の使用中でも事故が発生しています。
- 子どもは大人の後に浴室に入れ、先に浴室から出しましょう。
- 子どもだけで入浴させないようにしましょう。
- 浴室等の水回りの環境づくり
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- 子どもが小さいうちは、入浴後は浴槽の水を抜くことを習慣にしましょう。
- 子どもだけで浴室に入れないよう、ベビーゲートなどを設置しましょう。
- 子ども使用後の洗濯機、洗面器、バケツに水をためたままにしないようにしましょう。
- また、洗濯機にはチャイルドロックをかけて蓋を開けられないようにしましょう。
- 〇海・川・プール等での水の事故を防止するためのポイント
- 海
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- ライフセーバーや監視員等がいるなど適切に安全管理が行われている海水浴場で、指定された遊泳エリア内であることを確認して泳ぎましょう。必要に応じて、ライフジャケットを使用しましょう。遊泳禁止となっている場所では、絶対に泳がないでください。
- 海の状況は、日ごと、時間ごとに変化します。風の向きや波の高さ、満潮か干潮かをしっかり確かめてから入りましょう。大人はKeep Watchを心がけ、子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守りましょう。
- 離岸流に注意!発生しやすい場所や対処などを知っておきましょう。
離岸流(リップカレント)とは、沖に向かって発生する強い流れのことです。海水浴場における溺水事故の自然要因の多くが離岸流によるものです。河口付近、堤防沿い等の人工物付近、岩場など離岸流が発生しやすい場所には入水しないでください。 - 堤防などで釣りをする際にも、海への転落の危険があります。滑りにくく、かかとのある履物を履いていきましょう。ライフジャケットを正しく着用し、堤防の縁からのぞき込まないようにしましょう。立入禁止区域には絶対に入らないでください。
- 川
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- 川の流れは一見穏やかに見えても、地形などの影響で流れが一定ではないこともあります。事故の多くは穏やかそうな流れで起きています。必ず滑りにくく脱げにくいかかとのある履物を履き、ライフジャケットを着用して近づきましょう。
- 今いる場所は晴れていても、上流などで雨が降ると、一気に水位が上昇し危険になることがあります。風雨、落雷等の天候不良時や上流で雨が降っているときなど、河川等が増水するおそれが高いときには、川に近づかないようにしましょう。ダムのある川では、事前に放流情報を確認し、サイレンが鳴ったらすぐに離れましょう。
- ため池
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釣りなどの目的でため池の敷地に入り、誤ってため池に転落して死亡する事故が発生しています。立入禁止となっている場所には絶対に立ち入らないでください。
- プール
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- 飛び込みやプールサイドからのジャンプは、重大な事故につながります。安全な入り方を知っておきましょう。禁止事項などが定められていたら必ず守りましょう。吸い込まれると危険なので、排水口には近づかないようにしましょう。
- 遊具や台などの下にもぐってはいけません。特に水上設置遊具を利用する際は、係員の指示に従い、適切な遊び方・注意事項・禁止事項を守りましょう。
- 体調が優れない場合は遊ぶのはやめましょう。小さな子どもは、保護者や監督者が子どもの体調を確認しましょう。
子どもは声や音を出さず静かに溺れることもあります。少しの時間、少しの水量と油断せず、子どもの見守りと合わせて溺水事故が起こらない環境づくりを行いましょう!