こんにちは、訪問ありがとうございます
つぶやき
長男くんが3/6青チャート数IAを終了させ、
数ⅡBに入りました。
「全然わからない」って言いながら笑顔で、
楽しそう〜ですって。
昨日の続きです。
極端な例として
Q「無菌室で育てば、より健康的に育つ事が出来る」
かと言えば、
A「無菌室で育つと、免疫系が発達せず、
わずかな菌の侵入で健康を害する恐れが高くなる。」
ということで、
下記の記事の内容は
泥まみれの豚の方が無菌豚よりずっと健康!!
この記事の結論としては、
今や我々の周囲を見回すと、好むと好まざるとにかかわらず、もろもろの抗菌グッズが氾濫しているように、我が国では最近とみに生活環境を、必要以上にというよりむしろ無用にと言っていいくらいに、無菌化したがる傾向が強いようですが、この研究はその隠れた危険性を見事に示しているのではないでしょうか。
他にも例をあげれば、下記のような記事もあります。
また、
文部科学省は、はっきりした要因は不明としつつも、専門家の意見として「抗菌、除菌グッズが増え、子育て環境は清潔になっている。こうした環境で育った子供は免疫を十分獲得できず、アレルギー体質になりやすいと言われる」と説明しています
アレルギーは今でも完全には解明されていない疾病ですが、
子どもたちがより自然な環境で育つことの重要性、
つまり衛生的な状態と屋外で過ごし土や動植物と触れ合う自然な状態との「バランスの重要性」が、
医療職にも保育・教育の専門家にも再認識され、保護者の一層の理解と協力が求められています。
コロナ禍なんていうこともあり、
過剰なまでに、清潔を求める傾向があります。
本来、動物と菌やウイルスはある程度共生して生きているのです。
それら菌やウイルスは人にとって時には有害な作用をもたらします。
だからといって、
菌やウイルスを完全に排除した生活は送る事が出来ないし、
排除し続けると、
人の免疫機能は時に誤作動も起こして来ます。
人の免疫機能の誤作動
その一つが花粉症を代表するアレルギー疾患です。
花粉なんて取るに足らないものを
けしからん異物だということで
人の免疫機能が過敏に反応すると
目に入れば、涙がでるし、かゆい
喉、鼻に入れば、くしゃみ、鼻水で体外へ排出しようとする。
花粉なんて取るに足らないものに
過敏に反応してしまっているのです。
過激なことに、
東京医科歯科大学の名誉教授の
藤田紘一郎先生はサナダムシで有名です。
(サナダムシを腸に飼うとアレルギーは出ない!?)
私もスギ花粉症で現在悩まされていますが、
サナダムシは買いたくないけど。
衛生仮説というのもあります。
今回の鶴田悟先生のご講演はアレルギー疾患の治療戦略の根本に関わるもので、「衛生仮説」にアレルギー疾患予防の可能性を求めた興味深い内容であった。
「衛生仮説」とは、1989年にイギリスStrachanらにより発表されたもので、乳児期にいろいろな微生物に触れ、刺激を受けることで免疫系が学習し、成長していくという考えである。筆者が初めてこの仮説を知った時それなりの説得力を感じたものだが、抗原を回避するためには衛生的な環境が好ましいと考えていた当時の専門家にとって衝撃的な学説であったことだろう。
こんなふうに、
人の免疫系は
細菌やウイルスなどによって
活性化され、
同時に、適切な相手がいると暴走しませんが、
適切な相手がいないと、
取るに足らない杉花粉なども
相手にしてしまうということですね。
清潔すぎるのも
ほどほどにしましょう。