こんにちは、訪問ありがとうございます

 

つづきです。

 

小児科の患者さんが片付き、

先ほど喘息で入院させた患者さんの

結果を医局で、インターネットでもしながら待っています。

 

入院させると、

○入院治療計画書をまず書いて、

カルテで入院決定し

入院時の指示を入れます。

 

鼻汁吸引して、培養検査も出しておきます。

それが肺炎の原因菌かもしれないからです。

 

だいたい電子カルテ上に、入院時指示でよく使うものが出来ているから、

ポンポンと入れるだけですが、

SPO2モニター装着して

SPO2が低下(94-96%)で、酸素2Lとか

さらに低下すると、アスプール持続吸入とかやっていたと思います。

(10年以上前で忘れてきた)

 

さっきの入院患者さんは、

喘息発作で酸化不良で入院していますが、

 

その喘息発作が、

ウイルス性肺炎などで増悪したのか

救急外来の診察だけでは

まだ原因がわからんのですよね。

 

レントゲン上は軽い肺炎像がありました。

 

採血結果で炎症反応が高ければ、

細菌性を疑って抗生剤の追加投与を行いますし、

炎症反応が高くなければ、

RSウイルス検査やマイコプラズマ検査を、

朝に追加で取ります。

 

今わかっても、特に治療があるわけではないので

朝からで十分です。

 

こんな感じで入院時指示をすぐに入れて、

おかないと、病棟で看護師さんが困ってしまいます。

 

結果は、電子カルテで検査結果をクリックすると

でるわけですが、

電子カルテを開かないと確認できないんです。

 

採血結果がまだかまだかと

なんども電子カルテを開きます

 

26:30

ようやく結果が出ます。

 

CRPとWBCが上昇しているので、

抗生剤を投与することにしました。

 

私が好きな抗生剤は

SBT/ABPCです

私は、セフェム系よりまずはペニシリン系が好きなので。

もちろん高容量です。

当時は50mg/kgだったかなと思います。

10年以上使ってないけどたぶんあってる。

これを1日3回です。

 

電子カルテで入力します。

 

あえて結果を待ったのは、

ウイルス性肺炎であると診断したら、

私は抗生剤投与をしない。

 

抗生剤投与量を減らせるのが

小児科医の実力と思っていましたので。

 

抗生剤をいつでも入れるなら研修医でもできるから。

 

26:40

ようやく私は、仕事から解放される。

救急外来カルテをみると

小児科患者さんなし。

 

あー寝れるわ。

 

ここで

当直室に行きます。

 

当直医室は

小児科医は小児科医専用と場所が

決まっています。

 

いまさら、

告白しますけど、

寝巻なんてもっていかないから

私はパンツとシャツで寝てました。

 

病院から支給された

白いズボンと

ケーシーという白衣なんですけど

それ着たまま寝ないで、

パンツとTシャツで寝ます。

真冬でもそうです。

エアコンつけるから。

 

逆にそれ以外だと

みんな寝巻もってきてたんかな??

 

普段からねるのに30分以上はかかる

寝つきの悪い私は

寝ようと真っ暗にしても、

 

他の当直者が呼び出しをくらい

PHCが隣室で鳴る音

 

がちゃがちゃと

扉を開け閉めする音

 

などが気になり

なかなか寝れません。

 

気づくと寝ていていた私は

PHSが鳴る音で目が覚めます。

 

つづく