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つぶやき

変わらず、いいねは20を下回るくらいですが、

始めた以上は書き上げます!

呼んでくださる方には感謝いたします。

 

本編

前回の続きです。

 

すでに23時となり、

救急外来に缶詰状態の私も、

ヘトヘトになってきます。

 

家に帰りたい〜笑い泣き

 

それは、無理なんですけど、

 

救急外来の患者さんが残り3人くらいになり、

私は、研修医の先生になんかあったら呼んでね。

と救急外来から、2階の医局へと逃げ出します。

 

スタコラサッサ〜口笛

と逃げていきます。

 

救急外来って、

あたり一面が白くて、かなり眩しい感じなんです。

 

そして、かなり疲れる

けれど、かなり興奮します。

 

エロいことで興奮するのではなくて、

 

アドレナリンが出て、

かっかかっかと

燃えるような状態になるんですよ。

 

患者さんが押し寄せてのんびりできなかったり、

救急車が来たり、

 

私とは関係なくても、

内科の患者さんの心肺蘇生を

していたりなど、

 

救急外来は

医師にとってアドレナリンが分泌される戦いの場です

1人、1人真剣勝負なのですよ。

 

だって、たった1人でも重大なミスをしたら許される場ではないのですから。

 

そこから離れて医局にいっても

興奮はおさまりません。

 

なんとなくインターネットサーフィンをして

時刻を見ると24時を過ぎてる。

 

急外来患者さんは、数名程度、

 

なんとなく、寝れないから、

カップラーメンでも食べに行きます。

 

本日、選ぶのは

無難にカップヌードルのしょうゆ味

 

電気ポッドのお湯を注ぎ

3分待ちます。

 

っていうか、私は3分も待たずに2分程度で食べ始めます。

 

のんびりと食べていると、

 

そに最中に

ピロリンピロリンと院内PHSがなります。

 

私「はい菅野です」

 

看護師

「菅野先生、15分後に救急車が入ります。

1歳児の痙攣です。第一報では痙攣が止まってないそうです」

 

私、「はいわかりました。すぐ行きます。」

 

PHSが切れ、

再びアドレナリン全開です。

 

熱いラーメンをトロトロ食ってる時間はありません。

 

熱くても、硬くても

さっさと食べて救急外来に向かいます。

 

通常の単純型熱性痙攣は

数分以内に止まります。

 

第一報ではで止まってない痙攣は

ほとんどありません。

 

痙攣は、

脳神経の過活動で、起こり

痙攣が長く続くだけで、

神経毒性があり、脳(神経)細胞がダメージを受けます。

 

熱性痙攣は

数分以内におさまるからこそ、無害なのです。

 

救急隊に電話があった時点で止まってないって、

少なくても5分は経過しているやろ。

 

長く続けば

呼吸が止まったり、

痙攣重積型脳症となり生命に関わったり、

ろくなことはありません。

 

早る気持ちを抑え切らず

救急外来へ駆け足で急ぎます。

救急車が近づけば

ピーポーピーポーという音でわかりますが

音はまだ聞こえませんが

居ても立っても居られません。

 

風邪の子を診るためでも

肺炎患者を入院させるためでもなく、

 

こう言う時のために私は救急外来へ

常駐しているのだと思います。

 

弛緩していた私の神経は、

興奮して一気にやる気に目覚めます。

 

すぐに痙攣を止めて、

私がなんとかするビックリマーク

 

私は、柄にもなくやる気に満ち溢れて

興奮気味に救急車に到着を待ちます。

 

 

つづきます