こんにちは、訪問ありがとうございます

 

今回は、特にヤバい事例が起こらなかった

日常よくある救急外来についてです。

 

当直の朝も

朝9時から始まるわけですけど

おおよそ、1/2で病棟当番

1/2で小児科外来で始まります。

(週3日ずつってことです。)

 

病棟当番の方がどっちかというと楽です。

 

何人かでその日の小児科入院患者全員を診察して、今の治療で良いか?

を1人1人判断します。

 

私のいた病院は主治医がいるのだけれど、

主治医だけでなく病棟当番が、診察して

その治療で良いか判断します。

 

新米小児科医にはありがたいシステム

入院させてしまえば、勝手に他の医師もfollowしてくれる

 

先輩医師が、点滴入れ忘れていたり、

休みでも、自分が来ずに誰かが見てくれるので

非常に良いシステムですが、

 

欠点があって、

良くわからん患者が入院していたりして、

はあ!?この患者はなに?

どうして欲しいのかわからんから、主治医しっかり見ろよ

 

なんていうことにもなります。

 

例えば、

拒食症だったり、

原因不明の腹痛だったり、

不登校児が入院してたり、

人工呼吸器をつけた脳性麻痺の寝たきりの児がいたり

 

まあ、大概は

部長案件なのですが、

新米小児科医には、なにもできませんので、

その日のオーダーが入ってないと、部長に聞いてくれる!?

 

なんてなったりもします。

 

脱線しましたが、

外来したり、病棟をうろついて、

お昼を食べて、

午後からは、

自分が担当する慢性疾患外来だったり、

午後の救急外来当番だったり、

午後から病棟当番だったり、

フリーで何もすることなくて、

医局で、インターネット見てたりするわけです。

 

そんなこんなで、17時を迎えると、

救急外来に、その日の救急当番で行ける人が集まり、

顔合わせて、今日はよろしくお願いします

なんて、挨拶します。

 

まあ、17時から18時は、救急外来はあまり人が来ないので、

また医局でサボるのですけれど、

ご飯を食べられる時間でもあります。

 

救急当番は夜は弁当が用意されますが、

院内で作られた患者さん用の食材でできていますので、

はっきり言ってあまり美味しくありません。

 

そこで、カップラーメンなどもたくさん置いてあって、

自由に食べていいよ

って具合です。

 

弁当を開けて、食べられるおかずを食べて、

お腹が空いていればカップラーメンなども食べますが、

 

私は18時ごろに良く弁当をたべて、

夜間にお腹がすけばラーメン食べていました。

 

電子カルテで、救急外来を開いてみると、

待ち人数が表示されます。

 

全部で10人程度なら、

まあ、またしておけって思いますが、

20人もいたら、そのうち半分くらい小児科の患者さんだから、

 

片付けに行きます。

 

2次病院の

小児救急外来は、

「入院患者を選定する」

「即入院ではないけれど、翌日もfollowをする」

「とりあえず、軽症であれば、

1日分の処方をだして翌日かかりつけ医へ受診を促す」

「母の心配が強い場合は、訴えを聞いて、検査などしてあげる」

 

だいたい、こんな感じですが、

 

日中に受診すべきであるにも関わらず、

日中来れなかったから、

夜に受診した。

 

日中に小児科受診したが、

良くならなかったり、検査してもらえなかったから

夜間救急に来た

 

先程、熱や痙攣が起きたから、すぐ受診した。

 

こんな感じがほとんどです。

 

どんな感じで救急外来にきた患者さんを診ていくかは、

明日に続きます。