こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

私が医師だから、オバケの類かと思われる人が

いるかもしれませんが、幽霊などの話ではありません。

 

私にとっては、それ以上に怖い思いをした経験です。

 

医学生時代、私は、アル中みたいなもんで、

家にお酒を置いておくと、なくなるまでジャンジャン飲んでしまうから、

家にはあまり置かないようにしたんです。

 

帰りがけに1−2本の缶ビール買って

飲むと書いに行くということを毎日してました。

 

6本かってしまうと

6本飲んでしまうし、

どれだけ飲んでいるか、彼女(今の妻)にバレてしまいます。

 

マンションの、隣は、ブックオフで、300mもいくと、

ローソンがあり、

そのローソンの正面に

県立美術館と公園があったのです。

 

私は、お酒が足りなくなると、

コンビニ行ってくるとか、

ブックオフに立ち読みしてくるとか

何かしら口実を作っては、

出かけたんです。

 

徘徊癖があって、

酒を買って、ウロウロ動いて、

次のコンビニに行ったり、

公園のベンチに座って酒飲むなんてことを良くしていたのです。

 

公園では、深夜にも関わらずたまーに、人が座っていることはありましたが、

別に気にしたことはありませんでした。

 

深夜、2時とかでもうろつくことがあって、

ウロウロ歩いていたら警察に声をかけられたことは合計3回くらいあります。

 

その日は結構暑い日で、

24〜25時くらいにローソン行って酒をかって、

目の前の公園で座って飲んでいたのです。

 

暑い日に冷たい缶ビールを、

公園で座って飲んでいると、

美味しくて、

気持ち良いんですよね〜

 

そうしたら、

30代くらいの男性がコツコツと歩いて私のすぐ前を通っていきました。

 

その距離があまりにも近かったのと、

なんか私の顔を覗き込んだように思えて

うん!?と一瞬思い、なんとなく嫌な予感がして、ドキドキしたんですが、

通り過ぎて行きました。

 

しばらく座っていると、

さっきの男性がまた歩いてきて、私の隣に座ったんです。

 

私「ドキドキドキドキ、、、。

やば!

カツアゲでもされるんかな」

 

30♂「お兄さん、何してるの?」

 

私「暑いからちょっとビール飲んで涼んでいました。

  (心臓が破裂しそうです。え!何?何?意味わかんない)」

 

詳しく覚えてませんが、なんか世間話をしてくるんです。

 

深夜の公園で、、、、

 

30♂「お兄さん、ノンケ?」

 

私「ノンケってなんのことですか?」

 

30♂「ノンケっていうのは、女が好きなノーマルな男の人の事

 

私「すいません、本当に公園で涼んでいただけで、そういう気はないんです」

 

30♂「本当にないの?残念だなぁ。ここは、そういう人が集まる公園だから、

   ここで座ってない方がいいよ」

 

私「すいません、ありがとうございました。私、帰ります」

 

というような、感じで私は帰って行きました。

 

20代の私としては、

心臓がバクバクで

カツアゲされる以上に怖かったです。

 

身近な公園でそんな人がいるなんて、アンビリーバボーでした。

 

その後もこの公園は、夜間に来ることがあるのですが、

私は人気を感じるとすぐに帰るようにしました。」

 

当時は、何も知らない学生でした。

が、あらためて

「〇〇県 ハッテン場」

と調べると、

その公園のことが書いてありました。

 

ノンケも同性愛でない人を指す

という事も、その時初めて知りましたが、

深夜の公園は怖い!

 

という事を経験しました。

 

皆さんも、何も知らずに

深夜の公園に一人で座るのはやめておきましょう。

そこがハッテン場だとすると、

とんでもなく、怖い思いをすることになります。

 

なんか、急に昔のことを思い出してしまいました。

 

人生で最も恐怖を感じた出来事かもしれません。