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今年4月から

子宮頸がんワクチンの積極的推奨が再開されました。

 

定期接種として、

小6〜高校1年生までは

「誰もが受けるべき予防接種」

となります。

 

受けた方が良いとか、受けない方が良いとか

そうではなく、

「誰もが受けるべき」

と予防接種法という

法律で定められています。

 

子宮頸がんについて、

詳しく説明する機会が患者さんと家族にはなかなかないので、

今回、少し詳しく説明します。

 

ヒトパピローマウイルスは

「粘膜の細胞に感染するウイルスで、

一旦、粘膜細胞の侵入し感染が成立するとそこに留まり、

細胞分裂すると、異形細胞が生まれます。

この異形細胞は、増殖しやすく、

子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)が出来上がります。

 

その増殖が進行して

その過程で、ウイルスが細胞のDNAに組み込まれ

異常に増殖しやすくなると癌細胞が出来上がります。」

 

感染から他の遺伝子変異などが積み重なり

10年〜15年で浸潤がんが発生してきます。

 

ほとんどの子宮頸がんは

ヒトパピローマウイルス感染が原因と分かっています。

 

ヒトパピローマウイルスウイルスは、

性行為によって、感染が引き起こされます。

 

口ですれば、

咽頭粘膜に感染が起こり、

「咽頭癌」が引き起こされることもあります。

 

つねに、コンドームをしていれば、

感染リスクは減るかも知れません。

 

一度感染してしまうと、

予防接種は効果は認められず

(予防接種を打っても、感染成立した細胞は殺せない)

 

感染が成立しないための予防接種なので、

 

性行為で感染が成立する前に、

予防接種しておかなければならないのです。

 

例えば、高校生(17歳)の時に

性交渉で感染すれば、

30前後で、子宮頸がんを発症してしまう場合があると言うことです。

 

 

 

 

20〜30歳代で

10万人あたり、100名以上罹患しています。

 

死亡してしまう人は、

年間2900人程度です。

 

人生を謳歌している若い女性

結婚したばかりの女性

小さいお子さんを子育て中の母親

といった、

幸せな人生を歩んでいる方が

浸潤がんとなり、

心ならずも死んでいってしまう人がいるのです。

 

アメブロで

「子宮頸がん」

で検索すれば、実際の患者さんも見つかります。

 

早く見つかれば、治療することも可能ですけれど、

やっぱりならない方がいい、

ヒトパピローマウイルスに感染しないことが

良いです。

 

正直なところ、

これまでたくさんの男性と性交渉したり、

少ない人数でも、

その男性が、風俗で遊んでいたりすると、

ヒトパピローマウイルス感染するリスクが増えます。

 

 

私の個人的な考えでは

美人さんが、子宮頸がんのリスクが上がると思っています。

 

男性経験が豊富だったり、

相手が、女性経験豊富なイケメン男性だったりするからです。

 

子宮頸がんワクチンは

今年、4月から、

 

 

  • 平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性(※1)
  • ・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない(※2)
人たちがキャッチアップで無料で受けられます。
 
副反応が、どうだ、こうだと考えるより、
子宮頸がんの恐ろしさを学んで、
 
接種が進む海外では子宮頸がん患者数が減っているが、
日本では増えている現実を知ってほしいですね。