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あらすじ

次男くん(小4)が、長男くんと同じ中学を目指すことに。

次男くんは、長男くんほど勉強が得意ではなく、

学校での成績が悪いまでではないですが、

所属塾では下位(30番台)です。

学校では自称、出来る方と、、、

 

合格するためには

学校での順位が1〜2番

所属塾では10番以内が必要になります。

これくらいでないと、長男くんと同じ中学には行けません。

 

前回模試では、数学、国語と偏差値40台と、とほほな状況。

 

2月くらいから次男くんと共に受験勉強を共にすることになったのです。

 

次男くんははっきり言って凡人です。

しかし、凡人ゆえに私に気づかせてくれたことがたくさんあります。

 

「地頭が良い」

 

漠然とした定義がはっきりしない言葉ですが、

 

同じ様に授業で勉強しても、

完璧に身につく子

あまり理解できない子

教えた以上に理解してしまう子

 

色々います。

 

次男くんは、

勉強しないでも、勉強ができた私とは違います。

 

長男くんは、

勉強する習慣があり、繰り返し問題を解いた事で

中学受験などしなかった私よりも、中1時点の学力は相当上です。

英語、数学の実力は、私の中3レベルに匹敵するでしょう。

ベネッセの学力推移調査はまだ返ってこないけど、

数学は100点満点だと思う!

と言ってました。(平均は例年50点くらいらしいです)

ほんまかいな?!

 

 

次男くんは、

授業聞けば理解できる。ので、頭が悪い事はない。

計算ミスが多いが計算自体は早い。

数学的センスがゼロ。

例えば、90〜110くらいの数が5個あって

平均点は?

と計算して、平気で70とか計算ミスをします。

 

計算ミスは起こり得るとして、

90〜110の数の集団なのだから、平均も90〜110の範囲だと

分かって欲しいのです。

 

これが、数学的センスというものですが、

なんとなく計算してなんとなく間違える。

 

こういうことが多々あります。

 

やり方が分かって、解ける問題であっても、

計算ミスが多いのです。

そして、そのミスが1桁違い答えになっても気付かない鈍感さ。

 

この子は、センスがないな

と思って、最初はイライラしたものですが、

今は完全にそういう子だと、私が認識して

繰り返し繰り返し教えています。

 

そしたら、だんだんセンスが身についてきたのです。

 

例えば、

□×3/7=4

□は4より大きい数にだいたい半分にあたる3/7をかけるのだから

何と無く、8〜9くらい。

 

これが分かるだけで、単純ミスを減らすことができます。

 

□×1にするために

両辺に7/3をかけて

□×1=4×7/3=28/3(=9、3333、、、)

 

しかし、□×1にするために両辺に同じことをすると

繰り返し教えてもなんとなく、3/7をかけてしまうことがあります

□×1=4×3/7=12/7  こんな2未満の数に3/7(約0、5)をかけて

4になる訳がない

 

というのは、繰り返し演算をして、

分数も瞬時にある程度の少数に変換できるから気づく訳で、

凡人の次男くんはまったくしれーとして気付きません。

 

この答え、なんかおかしくない?

ってきいても、どこが?

ってな感じです。

 

ある数の3/4が、12

ある数は?

 

というのも12と3/4を使って答えだすという事は頭に入っているのですが。

12×3/4とかするんですよね。

 

何も考えていない。

 

って言えばそうなのですが、

 

演算練習が足りないのと、

答えの確かめをする練習していないから、

そういった凡ミスを犯す

 

というのも気付きました。

 

私や長男くんではしないミスですが、

それは、繰り返し繰り返し計算をして、

答えを確かめてきたから

瞬時に閃くのですけれど、

 

凡人で練習が足りない次男くんは無理でした。

 

しかし、簡単な練習題(しかも同じ問題)

を何度も繰り返すうちに

こう言ったミスは減り、

簡単な検算をして

あ、これミスってるわ。

 

とわかるようになってきたのです。

 

数学にセンスはあると私は常日頃思っているのですが

 

センスは習慣(練習)で磨くことが出来る

 

と次男くんを見て思います。

 

怒らず、何度ミスっても繰り返す

出来たら、おお〜すげーじゃん!

とか褒めてあげて

やる気を出す。

 

勉強時間も30分が限界でしたが、

40分くらい集中してやれる様になりましたし、

私の都合で勉強会ができなかった時に、

今日勉強会したかったなど、今までは決して言わなかった事をいいますし、

私もイライラせずやれるようになって来ました。

 

イライラしない方が、

私にとっても、次男くんにとっても有益です❤️

 

勉強嫌いで、地頭も普通な次男くん

 

自分より頭が良い子より

良い成績を取るためには「そういった子より勉強するしかない」

 

しかし、勉強嫌い。

 

時間効率を重視した勉強法をしていくしかない。

 

長男くんは、予習をメインとした勉強を行ってきました。

 

次男くんは、復習をメインとした、

「覚える学習、記憶の定着を主眼とした学習」

を重視しようと思います。

 

勉強が苦手な子は、

分からない問題をなくす訓練(予習)より

間違った問題を、覚える訓練(復習)

の方が時間効率が良いと思います。

 

予習は、すでに分かっていることや簡単な問題もあり

時間がかかる。

 

復習は、1度分からなかったことを中心にすれば、

知らないことだけを覚えられるので効率が良い。

 

長男くんは予習重視で、復習を軽視した事から、

社会、理科といった暗記科目が不得意だった。

(今もそうですが)

 

たくさん勉強する時間があれば、予習して

復習もするのが1番ですが、

勉強嫌いな子には、

復習重視が効率的だと思います。

 

今日から、小5の勉強が塾で始まるみたいなので、

共に頑張っていきます〜。