こんにちは、訪問ありがとうございます

 

今回は、

体系問題集 数学2 (発展編)

の問題解説です。

 

長男くんとのノート代わりになっているので、

興味のない方はスルー推奨です。

 

 

 

これは、B問題(標準レベル)です。

ですが、丁寧に考えないと理解し難い問題です。

 

(1)は簡単ですね。

(2)の布石として、平面BDGで切るとどうなるか?

と言う問題です。

正三角形BDGの内接円ですね。

BDに垂直2等分線上に切断円の中心があるのがポイントです。

 

(2)です。

CP=CQから、PG=QGですね。

三角形PQGにおけるPQの垂直2等分線上に接点があることがポイントです。

○RはAC上にある

このため、R、C、G、接点Sは全て平面ACG上にあるのです。

 

これが、理解できれば

平面ACGにその点を落とし込んだ図を書いて計算するだけです。

 

RC=xとする。

1点からの接線の距離は等しいため

TR=RS また、GS=GUであり

RG=(2√2−x)+2√2

△RCGに三平方の定理を使って

計算してx=√2

CP=2

 

求める体積は

1/3×1/2×2×2×4=8/3

 

B問題ではありますが、

体系問題集 幾何編のラストのB問題で

今までやったB問題では

1番難しく

なかなか良い問題だなと思いました。

 

 

321はC問題です。

 

(1)点oから平面ABCDへの垂線の高さですが、

垂線の高さは、

「点Oから平面ABCDへの最短距離」と言い換えることが出来ます。

従って、点Oから、辺ABへの垂線9cmが答えにはなりません。

正方形ABCDの対角線の交点までの距離が最短距離となります。

対角線の交点をH

ABの中点をMとすれば、

△OHMは直角三角形です。角OHMが90度です。

※角OMHが90度ではないですよ!

 

三平方の定理定理を使って

9×9−3×3=OH×OH

OH=6√2です。

 

(2)がこの問題の核心部分です。

下図において

NはCDの中点

EABFは水面としています。

GはEFの中点

点Oからの水面までの高さです。

(1)と同様に、点Oから水面までの最短距離です。

 

従って、図のxと図のyを比べると

yの方が短いことが分かりますね。

だから、xは答えになりません。

点Oから、辺ABまでの距離で最短な所で切断しないと

水面までの最短距離は求められないのです。

従って、求める最短距離はyとなります。

 

※どうして、xが答えにならないのか?

どうして、yが答えになるのか?

これを理解せずになんとなく真ん中で切ればいいだろ!

的な発想では数学も実力がつきません。

論理的な思考に基づいて

答えを出す必要があるのです。

 

答えを出すだけなら、なんとなくで出せますが、

どうしてそうかをよく分かって欲しいのです。

 

図のMN=6ですから

△MNGと△OMGに三平方の定理を使って

方程式を解けばy=7です。

(9×9−y×y)+(9−y)×(9−y)=6×6

 

(3)水面EABFが等脚台形です。

相似を使って、CD×7/9=EF

GMは(2)から√(9×9−7×7)=4√2

答えは省略して64/3√2です。

 

幾何編残すは数ページです。

 

今年中に終わらせたいけど、

考えるのが嫌だな〜。

 

なんか、見るからに難しそうなのあるんですよね〜。