こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

今日は、また、中学受験についてです。

 

ズバリ、中学受験後に成績が下がった子は、

「中学受験が目標だった子だったから。」

「通学時間が長過ぎたから」

です。

 

結論言ったら、もう先読む必要ないじゃん。

 

なんですが、

前回の続き、

私の中学受験の目標は、

「中高一貫校で、より高度な内容を学びたい!」

でした。

「レベルの低いつまらない授業は価値ないから、やだよ!」

 

と思っていたのです。

 

「合格することが目標」

であれば、合格したから目標を失い

我慢した分、遊びたいよね。

 

入学することが目標で、

あればそれを達成して満足し、

嫌な勉強から遠ざかれば、成績は上がりません。

 

「合格が目標だった児」

→「受験勉強時の学習時間」

と「合格後の学習時間」

を比較すれば、受験前の学習時間が上だった。

合格後は、受験勉強前ほど勉強していない。

 

そこまで、無理して勉強しないと入れない学校だと、

入った後も無理して勉強しないと、

ついてけないよね?!って思います。

 

ということになります。

 

また、通学の時間がかかりすぎる児も成績が下がっています。

 

最寄り駅を降りてから学校まで

バスの待ち時間も入れて30分

電車通学1時間〜1時間30分

家から駅まで待ち時間を入れて30分

片道通学に2時間弱かかると、往復で4時間〜5時間

そんな時間があったら、その時間塾でも家でも勉強した方がいいんじゃね?

ってことです。

実際に電車やバスに乗っている時間だけでなく、

実際は早くいって待つ時間があるので、

通学時間は、「待ち時間も込みで考えてください」

ギリギリ1分前には行けないから、余分に5〜10分必要ですよね。

 

朝5時起床

5時40分家を出る→駅6:10発→7:30駅着

→8:00に学校着

17:30駅発→18:50駅着→19:20自宅着

 

なんてことになりかねません。

夕食食べて、お風呂入ってたら、20:30位?

夜10時寝ても5時起床

母親は5時前に起きるんかな?弁当いつ作るの?

 

我が家では、

学校から徒歩5分の距離に引っ越しました。

塾まで徒歩3分

最高の立地の貸家をみつけました。

 

母親がクリニックまで高速道路(片道100キロ)で通勤ですが、

高速道路料金、ガソリン代、家賃だけで、30万以上毎月かかるからね。

(母親には私が事務長として、月100万支払ってます。)

 

子供を優先しましたが、

そこまでできる家庭は少ないと思います。

 

いくら、子供にとって良い環境の中学でも、

通学時間が長すぎるのはやめたほうが無難です。

 

たぶん、長男くんを自宅から中学まで通わせたら、

長男くん、成績良くないと思います。

部活だって入れません。

中学生活楽しめるのかな?そんなんで。

 

一方、我が家ですが

私「高度な内容を学習することが目標だった」

受験終わった後の2月中旬から

「受験前以上に勉強をし始めた」

のです。

 

正直、長男くんは受験したくてした訳ではないから、

合格が目標ではなかった。

受験勉強も乗り気ではなかった。

 

中学合格後に、

英単語を毎日10個覚える。

チャート式基礎からの数学 中学1年生、2年生を

2月中には終わらせて、

チャート式体系数学1、代数、幾何

体系問題集(発展編)を買ってきて、

どんどん先に進めたのです。

 

逆にいえば、

それほど真剣に中学受験勉強をしなかったので、

受験後の方が勉強しているのです。

 

どこの学校でも、

超必死に勉強して合格した人と

たいして頑張らずに勉強して合格した人がいて、

たいして頑張らずに合格した人が入学後にこれまで以上に

勉強し始めたら、

超必死に勉強して入った児が、勝てると思いますか?

 

だから、私は

合格を目標に必死こきすぎるのは、

疲弊させてしまってダメなんじゃない?

と思うのです。

中学入学後もそれを続けられるくらいの勉強時間で、

入試を乗り越える必要があるのではないかなーと思います。

 

「小学6年生時の勉強時間」

と「中学1年生時の勉強時間」

比べたら、後者が少ないのが

成績が下がる理由だと思うのです。

 

では、今後、大学までの時間配分ですが

 

中学受験前、中学入学後、高校進学後、大学受験前、医学部進学後、

医師国家試験対策

どこが1番勉強しなければいけないかといえば、

「医師国家試験対策」が1番大変です。

 

医学部進学後は1〜3年位は、ちょっと楽できますが、

4年生くらいからは、大学受験前並みの勉強が必要になってきます。

特に、試験前は、覚えることが膨大で、深夜2時まで図書館で勉強することも

多々ありました。

私の大学は24時間、図書館開放されていました。

 

医師国家試験前の勉強時間を10〜12時間とすれば、

(内は私です)

平日は

中学受験前 2   (0受験なし)

中学入学後 2〜3  (中3のみ1〜2)

高校進学後 3       (2〜3)

大学受験前 5       (3〜5)

医学部1〜3年 1〜3 (0)

医学部進学後 4、5年 5〜6 (試験前のみ6〜8)

医学部6年  10〜14時間  (12)

 

イメージ的にはこんな感じですかね?

 

私の小児科医時代の同僚

東海中高→名市大医学部出身者は、

未だに国家試験前の勉強している夢を見る(悪夢)、

医師国家試験勉強だけはもうしたくない。

 

と国家試験から5年経っても言ってました。

 

私はそこまでではないけど、

ご飯、トイレ、お風呂、寝る

以外の殆どの時間を図書館にこもって過ごしてました。

結果はおおよそですけど

必修196/200    160以上必要

一般基礎 160/200  130以上必要

一般臨床 500/600  400以上必要

ハガキで点数が送られてきます。

 

と、楽勝で合格でした。

 

そんな訳で、勉強時間って学年と共に、

どんどん増えるのが普通じゃないかな?

 

中高一貫校に

合格は必要だけど、十分ではないので、

「合格だけを目標に頑張るのはやめましょう!」

「より大切なのは入学後の頑張りなのです。」