こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

子宮頸がんワクチンについてです。

 

 

 

 

 

子宮頸がんは「ヒトパピローマウイルス=HPV」が主原因です。

16型、18型が子宮頸がんの原因の65%を占めると考えられています。

 

HPVとリスク分類

ローリスク型 HPV6,11,41,42,43,44型
ハイリスク型 HPV16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68,70型

ローリスク型のHPVは、尖圭コンジローマや子宮頸部の軽度な上皮内腫瘍との関連が認められている。

ハイリスク型のHPVは尖圭コンジローマからほとんど検出されないが、子宮頸部の高度前癌病変や子宮頸癌組織内から検出されている。

 

また、子宮頸がんだけでなく、

ハイリスク型と呼ばれるHPVは、子宮頸がん、腟がん、外陰がん、肛門がん、陰茎がん、中咽頭がんなどの発生に関わっていると考えられています。特に子宮頸がんの患者の90%以上からHPVが検出されることが知られています
 
子宮頸がんには、
毎年1万人が発症してきますし、
毎年3000人程が死亡しています。
以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、
最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、
30歳代後半がピークとなっています。
 
子宮頸部に、ヒトパピローマウイルスが、どのようにして
入り込むかといえば、
性行為によって侵入してきます。
 
一度入り込んでしまってから、ワクチンを打つと治療効果があるかといえば、
効果は認められていません。
 
あくまでワクチンは、侵入してくるのを防ぐもので、
侵入されたあとの治療薬ではないのです。
 
従って、性行為をして、侵入してくる前に
ワクチンは接種することが大事です。
 
初交年齢の平均年齢は20歳ということになっています。
 
従って、子宮頸がんワクチンは
小6から高1までが対象となっています。
 
子宮頸がんワクチンを接種するかどうかは、
「効果」と「副反応」を天秤にかける必要があります。
 
効果ですが、

 

 

 

私が以前調べた時は、半減となっていましたが、
今では9割近く減ることがわかり、
将来的には子宮頸がんは撲滅できるとまで、考えられているのです。
 
海外では、子宮頸がんワクチンを当たり前のように接種して、
子宮頸がんは減ってきています。
 
では、日本はというと、

 

 

残念な結果ですね。

 

では、どうして接種しなくなったかといえば、

 

 

 

厚労省が発表している重篤な副反応

 

アナフィラキシー 96万回に1回

ギランバレー症候群 430万回に1回

急性散在性脳脊髄炎 430万回に1回

複合性局所疼痛症候群 860万回に1回

です。

 

これらの副反応を否定するつもりは全くありません。

事実です。

 

しかし、

利益と、損害を比べて予防接種をする場合、

 

接種して子宮頸がんのリスクを9割減少させて、子宮頸がんによる死亡リスクを下げる

効果と、

 

比較して

接種したことで、

100万人に1人起こるような副反応で重篤な被害を受けるリスク

 

接種しないことで、子宮頸がんに罹患して、子宮頸がんで命を落とすリスク

 

普通に考えれば、

わずかなリスクがあっても、

大きな効果がある子宮頸がんワクチンを接種することの方が

ずっと子供のためになるわけです。

 

○接種しなくても、何もないから重篤な副反応が私にないからラッキーと考えるか、

○ヒトパピローマウイルス感染や子宮頸部の高度異形成などになってより怖い思いをして、

なぜ、予防効果があるワクチン接種履歴が私にはないのかと後悔するか、親を恨むか

 

どう考えるのでしょうね、、、

 

反ワクチン派って、たくさんいるんです。

 

コロナウイルスは、別になって苦しんだり、重症化して苦しむのは自分だから

自己責任で良いんです。

未だに治験中のようですし、、、。

 

子宮頸がんワクチンを接種させるかどうかは、

親の意向が強く反映されるので、接種してもらえない子供は不幸ですね。

 

はっきり言います。

子宮頸がんワクチンや、その他のユニバーサルワクチン(世界中で当たり前に接種しているワクチン)

を接種しない人たちは、

知識レベルが低く、年収なども低い層が、(そうでない層よりも)多いのです。

 

知らないと、損をするということですね。

 

もちろん、私は子供(長男くん)に子宮頸がん予防ワクチンのうち、

最も新しい

シルガード9を接種○○○○(男性に適応はない)

 

と、言うわけで、

何も考えずに、

子宮頸がんワクチンは接種するの1択です。