こんにちは、訪問ありがとうございます。
子宮頸がん予防ワクチンは
積極的に接種してください。
無料の対象者は
小学6年生~高校1年生の女子です。
高校1年生は10月か11月に接種し始めないと、3回完了できません。
1回目→1か月後に2回目→3か月後に3回目(3/31まで)
11月→12月→3月31日まで
明らかに有用性が有害性を上回ります。
有害事象のない医薬品はありません。
子宮頸がんワクチン接種後の
(接種後に苦しんでいると訴えている患者さんはいます)
複合性局所疼痛症候群(CRPS)などは、
子宮頸がんワクチンを接種しなくても、ある一定の確率で起こっている疾患で、
子宮頸がんワクチンを接種したことが原因で増えているとは、
世界中の大規模疫学調査で認められていません。
下記の厚労省のHPにより詳しく書いてあります。
つまり
子宮頸がんワクチンを接種した後に生じたCRPS例はありますが
それは、
子宮頸がんワクチンを接種しなくてCRPSを起こす確率(自然発生率)を上回っていません。
子宮頸がんワクチンをしても、しなくてもCRPSになる人は存在するのです。
一方、子宮頸がんワクチンを接種することで、
子宮頸がんになる人は確実に減少します。
子宮頸がんは、予防接種により大幅に減少すると見込まれています。
予防接種、子宮頸がん健診、早期治療により
排除が視野に入っている疾患です。
日本では、残念ながら子宮頸がんによる死亡者は増加の一途です。
子宮頸がんワクチンが普及している海外では減少の一途です。
寂しい限りですね。
疫学的に根拠のない副反応を怖がり、
子宮頸がんワクチンを接種しないことにより
子宮頸がん患者は、日本では増加傾向です。
海外ではどんどん減ってきています。
死ななくても良い女性の命、大切だと思いませんか?
子宮頸がんは若い女性(20~40歳)に多い病気です。
ちょうど子育て世代に多いのです。
とても、失いたくない命ですね。
信用できないと接種しない人は、
残念ながら、子宮頸がんのリスクを減らすことができません。
もし、子宮頸がんになってしまったら、それは運命と受け入れられるのでしょうか?
子宮頸がんによる癌の死亡者を大幅に減らすのと、
自然発生率と変わらない、接種後のCRPSの患者さんを減らす努力をするのと
どちらが良いか、考えてみてください。
仮に、子宮頸がんワクチンを接種してCRPSなどの重症な副反応が10万人中に2人増えるとしても、
(現在、日本で考えられている重篤な後遺症を残したとされる割合が10万人中2人)
子宮頸がんを大幅に減少させるワクチンを接種しないというのは
どちらが危険かよく考えてください。
子宮頸がんワクチンは
もっとも接種すべき予防接種の1つです。
子宮頸がんになってから、後悔するのはあなたの家族かもしれませんよ。
参考までに
英国医薬品庁公的評価報告書 子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス):英国における4年間の定期接種を通じた 安全性に関する評価 〔複合性局所疼痛症候群(CRPS)〕 • 600万回以上の接種が行われた時点で、英国では6例のサーバリックス接種によ るCRPS疑い例が報告されたが、実測値/期待値の比は、0.03又は0.16であり、自然発生率より大幅に低かった。多くの症例がHPVワクチン接種と時間的前後関係 はあるが、CRPSは、子宮頸がん予防ワクチンの含有物により生じるというよりは、 注射により針を刺すという行為そのものによって生じた可能性がある。また、報告 されたCRPS症例は偶然発現した可能性もあり、サーバリックスとの因果関係を証 明するには不十分である。 〔結論〕 • サーバリックスに関する副反応は、既に添付文書に記載されていたものか、ワク チンの含有物ではなく、注射により針を刺すという行為そのものによって生じたも の(心因性)か、ワクチンを接種した若年女子において一般的に起こる反応であ る。 • 以下の疾患は、サーバリック接種との因果関係はない。 GBS、脳症、ベル麻痺、CRPS、慢性疲労症候群 • 英国における4年間の定期接種の総括としては、有効性と安全性では、明らかに 有効性が優る。