こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

朝から、大谷選手がまたやりました。

これで、1位タイです。

 

 

最近6試合では、

火曜 ホームラン 1本

水曜 ホームラン 1本

木曜 投手で1勝

金曜 ホームラン 2本

土曜 ホームラン 1本

日曜 試合なし

月曜 ホームラン1本

 

最近6試合で6本、

メージャーリーグトップタイの23号です。

 

さて、本題です。

 

ずっと以前の話です。

 

和歌山 砒素カレー事件

の犯人に似ている

ポチャっとした、お母さんがいました。

しかも、豪快な口ぶりで、

悪く言えばいかにも教養のない話し方をします。

腕には、ワンポイントタトューが入っています。

 

このお母さんには二人の子供がいて

第一子の姉は普通、すこし落ち着きがない

第二子の1歳児が左腕が痛がるために、大きな市民病院に行ったら、

レントゲンで古い骨折が見つかり、どうも少なくても2回以上は

骨折の過去があると言うことで、

虐待として医療機関から通報され、

行政の監視下に置かれることになりました。

 

お母さんは、骨折させたことなど

心当たりないし、

虐待はしていない

と言っています。

 

見た目と話し方から

「虐待している親はみんな、虐待してないというよ」

と、市民病院の先生は思ったに違いありません。

見た目もいかにも虐待しそうな感じです。

 

過去にどのような経緯で骨折したかは

証明することが出来ず、

まあ、真相は闇の中でした。

 

そして、カルテには、

過去に虐待の疑いがあり、児相保護観察中

親は虐待していないと言っているために、

虐待を疑うような事は、保護者に言わないこと

と、部長がポップアップをつけており、

カルテを開くたびに、それが見えるようになっていました。

 

そういう経歴がある中で、

ある日、部長に左腕が痛がる様子があるといって

受診するのです。

レントゲンでは新しい骨折が見つかりました。

 

そこで、部長は、

私はお母さんの話を信じている、

この人は虐待をする人ではないからと、

骨折の原因は、BCG菌による骨髄炎を

疑って、大学病院へ紹介状を書いて受診させたのです。

 

カンファランスで、部長がその話をしていた時に、

そんなわけないだろう。

あの母親が、虐待して骨折させてるんだろう

と、私は思っていました。

見るからに、虐待しそうな親だし、と

私自身は思っていました。

 

それから、数ヶ月はその結果は帰ってきませんでした。

 

そもそも、BCG接種で、骨髄炎になるというなんて、

特殊な免疫不全がないと怒らず、

1年間に日本で1人発生するかどうかの副反応なのです。

 

結果は

BCG菌による骨髄炎が否定されて虐待を判明するのか?

それとも本当にBCG骨髄炎であったのか?

 

次回続きます。