こんにちは、訪問ありがとうございます。
新生時期〜乳児における気になる所を考えていきます
今回は新生児の1ヶ月健診についてです。
目で見ると、一瞬で判断していますが、
文字に起こすと大変ですね。
なかなか、進みません。
顔面、頭部をcheckが終わると、
私は首と腋の下を伸ばして確認します。
⭐️非常に高率で、汚れ、垢がたまっています⭐️
レベル1 乳白色のあかっぽいのがうっすら溜まってる (25%)程度の発見率
レベル2 乳白色の汚れ+赤みあり (10%)
レベル3 乳白色の汚れが増えて、ドロっとしている
赤みはまだジュクジュクまで達しない (5%)
レベル4 汚れがどろっとして臭う
ジュクジュクして、皮膚がただれている (数%)
レベル4になると、顔からにおうのか、耳からにおうのか
ん!?んん!?と感じます。
時間があれば、私がその場で亜鉛化単軟膏軟膏を塗ってあげるのですが、
レベル4では触りたくなくなります。
私が、いつも悩むのは、
可愛いらしいお母さんで、第一子の時です。
教えてあげないといけないんだけど、
お母さんを傷つけないようにやんわり、さらっと話します。
一生懸命、わからないなりに頑張っている
お母さんに、
赤ちゃんが汚れて臭いよ!
きちんと、洗ってね!!
なんていったら、可哀想ですからね。
首と脇の下の洗い方です。
①あわ立てて、シワを伸ばしてしっかり洗います。
首のシワをよく伸ばしてあらう、
脇の下を広げてあらう。
肉と肉の密着がいけないのです。
②泡を洗い流さないといけないのですが、
ここでも、
首のシワをしっかり伸ばして奥まで洗い流す
脇の下を広げてしっかり泡を洗い流す
③最後がもっとも大事です。
①〜②が少し適当でも③がしっかりしてれば大丈夫。
それは、水気をしっかりとることです。
脇の下、頸のシワをしっかり伸ばしてふきとりましょう。
そこに、皮膚を乾燥させる
「亜鉛化単軟膏」
ない場合は、「シッカロール」「ベビーパウダー」
を塗って、乾かしてください。
これらは、乾燥剤みたいなものですから、こういった
肉が密着する部分と、おむつかぶれに非常に有効です。
ステロイド、抗真菌剤など処方される方もいますが、
乾かすだけでほとんどは治ります。
非常によく効くので、
全身に塗りたくなる方がいますが、
四肢、体幹は、保湿してしっとりさせることがベストなので、
逆に保湿剤が良いです。
おむつかぶれも、
肉と肉が密着するわけではありかせんが、
オムツ内も湿って、おむつかぶれが起きるので、
そこに、皮膚を乾燥させる
「亜鉛化単軟膏」
ない場合は、「シッカロール」「ベビーパウダー」
を塗ると、よくなります。
カビの薬など、ほとんどは不要です。
おむつかぶれのことをついでに書いてしまうと、
おむつかぶれの原因は
1、うんち、尿の刺激
2、拭くときの物理的刺激
3、長い時間湿っていること
ですので、乾燥以外にも、
優しく拭く、
こまめにうんちをチョロチョロしちゃう赤ちゃんには、
あまり綺麗にゴシゴシと拭き取らない
→シャワーで流してやさしく水気をポンポンと拭き取る
うんち、おしっこした後に、しばらく放っておかない
ことが重要です。
※綺麗好きなお母さんで
汚れをしつこくゴシゴシ吹いてしまう方が良くいます。
ゴシゴシが皮膚を荒らします。
赤ちゃんの皮膚はデリケートですので、
汚れを落としたくてゴシゴシするよりは、
シャワーで洗い流すと綺麗になります。
おむつかぶれが出来た時だけは、
洗い流しをお勧めします。
ムチムチベビーは肉と肉が密着しちゃう部分がお股にも
できる児がいるので、
脇の下や頸のしわと同様に汚れが溜まりやすいので注意しましょう。
おむつかぶれ
首にシワ
脇の下
のトラブルは
たいがいは、皮膚科や小児科に行かなくても
上記のことを注意して行えば良くなりますよ。
これだけで、長くなりましたので
今回はここまでです。