こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

子供の周りは危険がいっぱいです。

 

可愛い子供達が事故に遭わないようにするためには、

どのような事故が起きているか知っておきましょう。

 

事故例

文化祭の準備をしていたI君が

ヘリウムガス入りのポリ袋をかぶって死亡した。

筑波大での司法解剖の結果、

死因は「酸欠による窒息」と分かった。

ヘリウムガスで膨らんだ黒いポリ袋(容量45リットル)を教諭から受け取り、

「ヘリウムを吸うと声が変わるんですよね」と話していたという。

 

https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/jyouhou/pdf/jirei/H21_01_sibou.pdf

9ページ目です 特別活動

 

 

風船用のヘリウムガスは

ほぼ100%のヘリウムガスからできており、

風船ヘリウムを吸うことは

少量でも窒息の危険があります。

声をかえるためのヘリウムガスは

酸素が20%程度いれてあり安全性は

高めてありますが、

大人がこういった遊びをしていると

子供が真似をして事故につながるのでやめるべきです。

酸素が混ざったヘリウムガスで

 

児童アイドルが事故に至って問題になった例もありますので安全とは言い切れません。

詳細はこちら

 

 

 

 

事故例 

2歳6か月児がブドウ(直径3cm大、皮をむいた種なし、今回がはじめて)

をまるごと1個を、一人で摂取していた。

特に感冒症状や啼泣している様子もなかったが、

突然咳き込んだ後に、泡を吹いて意識消失した。

そばにいた母親が誤嚥を疑って慌てて

手で掻き出そうと試みたができず、救急要請した。

その後、同児を抱いて家の外に出た際、

通行人にハイムリッヒ法を施行され、

ブドウは一塊で排出され、直後より児は啼泣を認めた。

発症後約5分の奇跡的な経過であった。

→この児は無事でした。

 

事故例 

1歳6か月児はこれまでブドウを食べたことはなかったが、

父親が「食べるか」と聞いたら頷いたため、 

父親がブドウの皮を剝き、

丸ごと1個を児の目の前の皿に置いた。 

父親の目の前で、児が自分でブドウを手に取って口に入れたところ、

直後に顔面蒼白・口唇チアノーゼをきたした。

→救急搬送されましたが

心停止後 症候群に対し、各種治療を行ったが、

脳死とされうる状態になり、約3か月後に死亡した。

 

食物の誤嚥(5歳未満のリスクが高い。)

頻度は低いが死亡リスクが高い!

窒息を引き起こす果実類としては,

ミニトマト,リンゴ片,ブドウなどが知られており,

消防庁や救命救急センターからの報告では,

食品による窒息死の7~10%が 果実で占められている.

 

乳幼児は,

歯で噛み切る,臼歯ですりつぶす機能が

未熟であることが大きな要因と思われる.

また,一口サイズで吸い込んで食べるものはリスクが高い.

具体的には,5歳未満の小児に対しては,

ブドウやミニトマトなど,ある程度の硬さがあり,

球形で,外表がスムースで口腔内を

滑りやすい果実・野菜を食べる時は,

1/4以下の大きさに切って与える必要がある.

 

異物誤嚥の対処法

 

 

とにかく、窒息を起こしたら、

その場で出して呼吸を再開させないと、

脳死になるか死亡するか、非常に重度の後遺症が残ります。

 

そう言った事がないようにしましょう。