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韓国、アストラゼネカ製ワクチン接種者2人の死亡を調査=当局 (msn.com)

 

接種後“くも膜下出血”で死亡 米でも同例が1件(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

コロナワクチンを接種後に死亡者が出ています。

 

コロナワクチンとの因果関係はどうか?

 

心配になっている方も多いと思います。

 

これを医学的に解釈すると、

 

例えば、

50~70歳の元気な方がいたとします。

その3日後に、くも膜下出血などの脳卒中や心筋梗塞など

内因性の病気によって突然死する割合をまず調べないといけません。

 

仮に元気で何事もなく生活している人のうち

10万人中5人が数日後に、

内因性の病気で死亡するとします。

(でたらめな数字です)

 

これまでの統計で

10万人中5人が数日以内に死ぬといっても、

3人の日もあれば、8人の日もある。

そういったものです。

 

コロナワクチンを接種後に

10万人に接種して数日後に死亡したのが10人になった。

(もしもの話です)

 

これをどう解釈するかですが、

3人の日もあれば8人の日もあるのだから

10人でもまあおかしくないか?

 

これを100万人、1000万人に接種後に拡大して

10万人中 6人に増えている!

ということがのちに分かったとします。

ここで、ようやく

10万人中1人はコロナワクチン接種に関連して死亡が増加すると

考えるわけですが、

ことはそれだけでは終わりません。

 

10万人接種することによって、

コロナウイルス罹患による死者が、

10万人中 100人減る

となれば、たとえ、

ワクチン接種後に死亡者が10万人に1人増えても

100人死亡者がへるから有益性ははるかに高い。

 

これが医療経済という考え方です。

※実際には、

○接種による死亡、病気などによる逸失金額の総額と、

○接種によって、病気になる人が減って、

病気になった時にかかる医療費や

病気で死亡する人が減って、

使われずに済んだ医療費の金額

○コロナワクチンを接種するための費用

を勘案して、やるのと、やらないのが

どちらがお得かという計算するのが

医療経済学です。

 

100%の安全というものは、

たとえ風邪薬であっても

望めません。

 

下記は昭和大学が発表しているものです。

http://www10.showa-u.ac.jp/~sucenter/ynews/ynews9.pdf

 

市販の風邪薬で死亡と書いてありますね。

 

もっといえば、

普段食べている

卵、ソバ、ピーナッツをたべて、

重症の食物アレルギーの子は

亡くなってしまう人がいます。

 

コロナワクチンが100%安全でないことは

ある意味当たり前です。

 

100%安全な医薬品などありません。

 

有益性が、有害性を遥かに上回るからこそ、

医薬品として成り立つのです。

 

大事なことは、

有害事象の1つ1つではなく、

 

それを上回る利益を

接種した場合に全体としてもたらすか?

 

と言うことなのです。

 

コロナワクチンは非常に有効率が

高いと言われていますし、

内因性の病気の死亡者は、

コロナワクチンとは

無関係に一定数存在してますので、

今の時点で心配する必要はないと思います。

 

これと同じような事が、

同じ筋肉接種である子宮頸がんワクチンにも言えます。

 

 

子宮頸がんワクチンについて

 

産婦人科学会のHP

http://www.jsog.or.jp/uploads/files/jsogpolicy/HPV_Part1_3.1.pdf

 

子宮頸がん予防ワクチンに関する関連学術団体の見解

http://www.kankyokansen.org/common/fckeditor/editor/filemanager/connectors/php/transfer.php?file=/JSEI/uid000005_4850562D76616363696E655F6B656E6B61692E706466

 

これらの公式見解による

子宮頸がんワクチンによる副反応について

 

日本における

子宮頸がんワクチンによる副反応で

2017年4月までに重篤と判断されたものは

10万人中51、1人です。

 

海外での大規模疫学調査では、

重篤な副反応の出現率は

接種した人と、

接種しない人では有意な出現率の差は認められておりません。

 

子宮頸がんワクチンによる副反応とされる

複合性局所疼痛症候群や体位性起立性頻拍症候群、

自己免疫性疾患の発生率は、

接種した人での出現率と

接種していない一般集団での出現率に

差がなかったと言うのが、

海外での大規模疫学調査の結果です。

 

また、

海外での子宮頚がんの前がん病変の出現率は

接種した場合、80%減少していることが報告されています。

 

10万人接種した場合は

144〜209人死亡者が減り、

595〜895人の子宮頸がん患者が減る

と厚労省は試算しています。

 

今、日本では子宮頸がんは増加しています。

 

接種しても接種しなくても、

一定の確率で存在する病気を

予防接種のせいにして、

接種すれば、死ぬ人や病気に苦しむ人が減る

にも関わらず、怖いからしないというのは、

非常に非科学的であり、もったいないのです。

 

私なら、

子宮頸がん予防ワクチンによって

10万人中51人が副反応で苦しむ人が出たとしても、

接種した事で、

10万人接種すれば、

144〜209人死亡者が減り、

595〜895人の子宮頸がん患者が減る

のであれば、

接種する事を強く勧めます。

 

子宮頸がん患者は40前後くらいの女性が多く発症します。

 

子育て世代のお母さんで子宮頸がん患者の人は

結構身の回りにもいます。

 

予防接種しておけば、

防げるかもしれない

子宮頸がんによる苦しみと命を失う怖さ

を減らしたいと考えています。

 

副反応の漠然とした恐怖より、

得られる利益を優先してはどうでしょうか?