こんにちは、訪問ありがとうございます。
子供の安全対策についてです。
お風呂ではため湯による溺水事故が報告されています。
子供が見えなくなったので、
探してみると残り湯に浮いていたという事故は
これまで何度も報告されています。
残り湯はしないで捨ててください
私が経験した例では、
子供を先に入らせて、親が後から入ると
子供がお風呂で浮いていたという事故や、
小学生と幼児が一緒に入っていた例では、
小学生の方がけいれんを起こして風呂に浮いていたが、
幼児がそれを知らせることができず発見が遅れた例もあります。
大人は先に入るか一緒に入るかして、後から大人が風呂に入るのはやめてください。
子供同士のお風呂も小さい方の児が、
小学生高学年くらいになるくらいまでは危ないと考えています。
親が着替えている間に電話がなったりして、
風呂に入る時間が遅れたときなどに、
たまたま事故というものは起こってくるのです。
事故=思いがけずに起こった悪い出来事で、
普段では起こらない、防げることが、
たまたま運が悪い時に起こるのです。
いつもは注意しているのに、運悪く不注意が起きるのです。
抱っこひもやスリングによる事故は結構あります。
立位では母親の体に密着していても,
また紐をどう調節しても,
母親が前かがみになった際に,
児と母親の体の間に隙間が生まれることが、
確認された商品などがあります。
この商品の会社は
「抱っこ紐を使用するときには赤ちゃんが、
落下しないように注意しましょう」
「抱っこ紐を利用するときには、
前屈姿勢をしないように注意しましょう」
などと購入者に注意を促していました。
結果は、指摘するだけでは予防できず.
製品を改善することが必要と分かりました.
注意を促すのではなく、商品の欠陥をなおせよ・・・
と言いたくなります。
こういった商品は、人知れず今なお売られています。
裁判になったり、事故を起こした人が
騒ぎ立てたりしなければ、明るみにはなりません。
事故例
児(4か月)を抱っこ紐に対面で固定している状態で、
券売機にて券を購入しようと、
70~80cm程度の高さの台にカバンを置いた.
カバンから財布を出そうと少し前かがみになったときに、
抱っこ紐の右脇から児が滑るように、
頭部を先進部にしてコンクリートの地面に転落してしまった.
抱っこ紐のベルトはすべて閉めていた.
2010年3月12日,アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)は
4か月未満の乳児にスリングを使う場合に
窒息の危険性について警告情報を発表した.
この報告によると,過去20年間に
スリングによる乳児死亡は14件で,
このうち4か月未満が12件であった
死亡原因として,
スリング内での頭頸部屈曲による上気道閉塞,
体部前屈による胸郭拡張制限,
体温調節異常などが考えられている
どちらを使った方が良いとは申し上げにくいですが、
ものが言えないあかちゃんの姿勢に注意し、
くるしそうな顔つきや呼吸がしづらい、
呼吸してないなど気をつけてあげましょう。
赤ちゃんは
基本的には鼻呼吸ですので、鼻を覆わないようにしましょう。
次回へ続きます