こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

風邪引いた時などの注意すべき点は

 

①呼吸数

②呼吸の仕方

 

の2点です。

 

呼吸数は非常に重要なもので、

肺炎、喘息発作など、肺の異常があると、

呼吸が早くなります。

(成人などで良く起こる、

過換気症候群は今回は考えていません。)

 

小児においては、呼吸回数が早いと、

より症状が重いと言うことです。

 

1分間の呼吸回数

   正常呼吸数  多呼吸

新生児  40回   60回以上

乳児   35回   50回以上

幼児   25回   40回以上

学童   20回   30回以上

それ以上 17回   25回以上

※普段の呼吸数の1、5倍以上でで呼吸数が多いと考えてください。

※成人では呼吸数25回以上を頻呼吸と言います。

※個人差が若干あります。

なんにせよ、1分間に60回以上しているようでは

かなりおかしいということです。

 

そういった、場合はすぐに診察を受ける事をお勧めします。

 

 

 

②呼吸の仕方

先ず簡単にわかることからですが、

○1m以上離れていても、呼吸の音が聞こえるのは異常です!

喘鳴と言って、すぐに診察を受けましょう

 

 

 

 

○ケンケン、喉から吠えるような咳をする。

 

 

動画の15秒くらいの咳がそうです。

 

これが、夜になって連発してなかなか治らないと、入院になったりします。

通常、夜間から明け方に悪化します。

 

 

 

 

 

 

○シーソー呼吸 1分50秒頃

○鼻翼呼吸3分20秒頃

努力呼吸でも比較的重い部類です。

すぐに診察を受けましょう。

 

 

 

 

 

○陥没呼吸(陥凹呼吸)

みぞおちがへこんだりや肋骨が浮き出る呼吸

ひどくなると喉も凹む

もっとひどいと胸部が凹む

 

喘息発作や、

上気道の閉塞(アデノイド肥大、扁桃肥大、

ついでに無呼吸の合併をしやすい)

などでおきます。

見るからに苦しそうな呼吸ですね。

 

この子は軽い方ですね

 

 

 

これは喉もベッコリ凹みひどい方です。

 

 

 

これは、ひどいほうです。

 

 

家庭でこのような症状がある場合は、

我慢せずなるべく早く受診したほうがいいです。

 

YouTubeの動画を勝手にリンクを貼ってしまいましたが、

とても勉強になる動画ですので、

無断リンクご容赦お願い致します。

 

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