こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

昨今、医学部人気と言われています。

 

就職が安泰で、収入安定だから医師を目指すという

動機の方も多いと思います。

 

国立大学医学部医学科なら、文学部と同じ学費、

年間50万くらい。

私立大学なら年間400〜600万かかります。

医師国家試験合格率は現役で90%を超え、

研修医2年間は、月収30万程度

医師3年目〜5年目 勤務医700〜800万

医師6〜10年 勤務医 1000〜1500万

医師15年  1500万程度はいくでしょ

開業医 平均年収 3000万

 

医師免許は一度取れば、更新なし、

重大な犯罪でも犯さなければ医師免許は剥奪されない。

 

転勤しようと思えば、すぐ出来る。

60歳以上になっても、職場を変えることも可能。

70歳でも場合によっては、勤務はもちろん、次の職場にうつることも可能です。

 

世のサラリーマンのように、リストラがそもそもないし、

された所で、次の職場探しに困らないからね。

 

就職という面では無敵に近いかもしれません。

 

開業医になると、

借金返済は15〜20年で通常払い終えますが、

一旦、法人化すると、その病院を譲るのは、

自分の家族と通常はなるので、

子供を次の理事長として医師にしないといけないのです。

医療法人は、医師しか理事長になれません。

 

私は法人化しないと

年間2000万貯金が貯まり続けますし、

所得税だけで3000万以上支払っていますので、

 

月収を低めに設定し、所得税を安くし、

私の貯金を減らし医療法人のお金としてプールし

クリニックをまるごと、子供に相続させようと言う訳です。

理事長が変わっても、相続税は取られません。

 

パパは月収が◯百万だから、お前も医師になって

パパのクリニックを継いでくれと言っています。

 

勿論、長男くんもその気です。

なんか、頭の悪いおじさんが医師になったんだから、

余裕じゃんってな感じです。

 

30年間勉強してない私と長男くんをくらべると

自分の方がずっと賢いと思っているみたいなので、

簡単に医師になれるもんだと思っているようなのです。

 

医師になれば就職最強、

能力値はあまり問われない、

どこの大学かなど、あまり問われない

で就職できます。

一部のブランド病院は、そうはいきませんが。

 

医師になってしまえば、勉強していい診療したり、

患者さんに人気で慕われても、勤務医の評価(給与)って

たいていは、何科の医師か?卒後何年目の医師か?

が基準となっています。

募集をだしている病院によっても給与は違います。

田舎の方が医師の給与は高いです。

(医療の報酬は全国一律です。患者さんを診て入ってくる額は一緒です。

都会は人件費、地代などが高く、出ていく金が多い分医師の給与は安くなります。

これは、ノーベル賞を取った、大学教授が診ても、研修医が診ても

診療報酬は同じ額というシステムです。)

 

能力はほとんど評価(給与)に関係ありません。

出ている大学も三流私大でも、東大医学部首席でも

ヒラの勤務医であれば給与にはほとんど差が出ません。

もちろん、ポストは違えば差が出ます。

院長と、部長では給与が違います。

 

そう言うわけで、医師となれば安泰という訳です。

学歴もほとんど関係なくなります。

 

しかし、開業となるとそうは、行きません。

 

院長が評判悪く、ダメな医師なら患者が来ずに借金を作り閉院となることもあります。

完全実力主義となります。

三流私大卒でも、難関有名国立大学教授が、開業しても

患者さんは肩書きではクリニックを選ばないので、

収入は逆転したりします。

 

私がいる所でも、

開業して5年で、夜逃げ同然で潰れた医院があり、

担当銀行員は支払いが滞り、連絡がつかなくなり、

責任を負い、左遷されていってしまったようです。

その医師の学歴は知りません。

 

患者さんが、その医院にいったら、受付すらいなくて、

院長が受付して、患者さんの診察を1人で行い、

その後院長が会計したらしく、

その患者さんがここは、やばい所だと、

不安になり、私のクリニックに来た事がありました。

 

ダメな医師は開業してはダメです。

 

医師は、自分の仕事に誇りを持っている方が多く、

その子供にも医師をさせたいと思う方が多く、

東大を出て、一流企業に勤めるよりも医師の方が安泰と考えているのです。

 

そして、そこそこ女性にもモテます。

不細工な医師が、綺麗で若い看護師と結婚したなんていうエピソードは

医師なら誰でも聞いた経験があります。

 

収入もまあまあ良い

年齢によらず、他の病院へ転職することも可能

女性にもまあまあモテる

社会的地位がある

 

不景気でも安定した職業と言えるでしょう。

 

コロナウイルスと戦う医療現場の最前線では、

大変頑張っていると思いますが、

嫌ならやめて、地方の穏やかな病院へ転職することもすぐに可能なのです。

 

医学部医学科における医学生の親が

医師である割合はわかりませんが、

2〜3割程度はあるのではないかと思います。

私の体感でしかありませんが、、、

 

そして、私を含めて、医師は自分の子供を医師にさせようと

小さいうちから勉強させますので、

賢い子供が多いのだと思います。