あらすじ

今から4年前の話です。

私は当時は勤務医。

朝から自転車で通勤中に

交差点を青信号で、自転車横断帯を直進していると、

正面から左折してきた軽自動車にぶつけられた。

 

救急車で整形外科病院に搬送されて、

肋骨骨折(2本)、入院も勧められたが、帰宅し、

痛みに耐え翌日から勤務した。

傷の処置は毎日、自分で自宅で行ったり、

勤務するクリニックで看護師にしてもらった。

 

結局、整形外科には骨折の具合をみるために計4回受診

腕に挫傷を受け、傷が目立つため、傷の処置の相談へ皮膚科に一回受診した。


腕の目立つ位置に幅2cm×10cm程度の傷跡が目立ち、袖の医療用ケーシーを常時来ていた私は傷が目立ち腹が立ったから、

示談には応じず、1~2年傷跡が消えれば示談するということにした。

 

それから3年。

そろそろ時効ではかなわないと、

当時の担当者に電話して、

そろそろ示談しても良いが、金額を提示してくれと頼んだ。


提示額は8400円×5日=42000円

 

であった。

 

参考したホームページは↓↓↓です

 
【2021年版】交通事故の慰謝料|相場と正しい計算方法まとめ
 
 
慰謝料算定基準は
①自賠責保険基準  4200円×2×通院日数
②任意保険基準    保険会社独自の基準 ①よりは良い
③弁護士基準  
だ。
 
③は算定基準表を用いて決める。というものだ。
上記ホームページを参考にして下さい。

 

この算定表で骨折は重症に分類され

3か月通院すると約70万程度の慰謝料になる。

 

 

私は、担当者に

自賠責保険基準での提示である事を指摘して、

私が、痛みに耐え、次の日から出勤したこと

傷の処置を自分でしたこと

今、別件で担当している弁護士の名前、住所を記載し、

骨折で3ヶ月程度、治癒にかかっており、

3ヶ月70万に満たなければ、弁護士に依頼する。

依頼する場合は、挫傷の跡が残っているため、

私は自分で、痕を目立たなくするために

クリームを塗り続けているから、

3年間通院に相当する額を請求する。

 

と、文書で通知しました。

 

結果の写真

担当者から送られてきた物が下記です。

 

別件の弁護士は、医師会と戦い中の弁護士で、

交通事故とは無関係の弁護士さんですが、

現在、担当の弁護士がいることを言うだけで違うのだと思います。

そういった、弁護士がいない場合は、インターネットにある

弁護士の住所、氏名を書いて、

希望額に満たなければ、依頼するなど言った方が良いでしょう。

 

そして、やはり少し高いかなと思う希望額を提示すべきです。

希望額は、インターネットにある、

算定表に基づいた値段を上限とするのが良いでしょう。

それ以上は無理です。

 

結果は42万円になりましたが、

弁護士に依頼すると、

着手金を取られます。私が医師会との戦いで、依頼したときは20万

成功報酬も、30万程度にしたと思います。

 

交通事故ではわかりませんが、着手金に5万とか10万とか

とられ、成功報酬も◯割とかっていう感じで必要ではないかと思います。

 

今回は自力で

ちょっと手紙を書いただけで

40万になったので、

これで示談に応じることとしました。

 

もし交通事故にあって、

通院日数×8400円なんてなりましたら、

保険会社になめられていますので、

弁護士基準の算定表を参考に請求して、

弁護士を雇うことなど検討してみてはどうでしょうか?