あらすじ
今から4年前の話です。
私は当時は勤務医。
私の役職は診療部長で、私の科の医師は私のみであった。
朝から自転車で通勤中のことです、
家から3分ほどの最初の交差点を、
青信号で、自転車横断帯を直進していると、正面から左折してきた軽自動車にぶつけられた。
私は、前を見て自転車を乗っていたはずが、
車に気づかず、気づいた時は倒れていた。(意識が一瞬飛んでいたようです)
相手は初心者マークの大学生だった。
私はと言えば、肋骨がやられたようで、呼吸が苦しい。
→救急車で整形外科病院に搬送されて、
肋骨骨折(2本)、入院も勧められたが、帰宅し、
痛みに耐え翌日から勤務した。
傷の処置は毎日、自分で自宅で行ったり、
勤務するクリニックで看護師にしてもらった。
とにかく肋骨骨折は痛い。
呼吸をするたびに肋骨が動くから、じっとしていると痛みがずきずき
寝るときに、寝返りすると地獄の痛み、
同じ姿勢もつらい
痛い、しぬ~なんていっていると
隣で寝ている長男がパパ、 大丈夫?!なんて声をかけてくれる。
とにかく寝るときが一番つらかったのだ。
結局、整形外科には骨折の具合をみるために計4回受診
腕に挫傷を受け、傷が目立つため、傷の処置の相談へ皮膚科に一回受診した。
腕の目立つ位置に幅2cm×10cm程度の傷跡があり、
半袖の医療用ケーシーを常時来ていた私は傷が目立ち腹が立ったから、
示談には応じず、1~2年して傷跡が消えれば示談するということにした。
それから3年。
なんとなく、ニュースを見ていると、
交通事故の示談金の持効は5年ということに気づいた。
5年目だと勘違いし(実際は4年目だった)
あわてて、当時の担当者に電話して、
そろそろ示談しても良いが、金額を提示してくれと頼んだ。
提示額は8600円×5日=43000円
医療機関へ受診した日数×8600円という提示額だ。
は?!
そんな端金いらないし。
骨折しても入院を勧めれても、痛みに耐えて我慢して翌日から仕事にいって、
傷の処置も自分ですれば、医療機関へ受診してないから慰謝料も安い。
そんな理屈が通るわけないだろ
私は、そこで一計を案じて、
自身で、交渉することとなった。
つづく
次回予告、10倍界王拳炸裂?