こんにちは、訪問ありがとうございます。
良い小児科の条件の以前のものは、
下の方にあります。
選び方⑧⑨は、上書きして消えてしまいました。
すいません。
今回の本題です。
条件14
予防接種で、同時接種をしている。(何本でも接種できる)
鶏卵アレルギーがあっても、
MRワクチン、おたふくワクチンが接種出来る。
鶏卵アレルギーで、アナフィラキシー歴が無ければ、
インフルエンザワクチンを接種できる。
これらは、出来て、普通で当たり前なのです♪
同時接種に、本数制限は必要ありません。
何本でも出来ます!
未だに、同時接種をしない小児科があったり、
鶏卵アレルギーときくと、
予防接種が出来ないなんていう、間違った小児科があるので要注意です。
間違った知識によって、本来受けられる予防接種が出来ないのは、
最低な小児科ですので、やめたほうが良いです。
インフルエンザワクチンには、微量の卵蛋白が含まれていますが、数ng/mLと極めて微量でWHO基準よりはるかに少ないことから、本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことが明らかな者は接種不適当者ですが、卵白特異的IgE抗体が陽性でも,卵加工食品を食べても無症状である児では、接種後の鶏卵アレルギーによる重篤な副反応の報告はない
ことが予防接種ガイドラインに記載されています。
数ngとは、1gの10億分の1程度です。
このような超微量で反応を起こすようなら、
卵料理を家庭で作るだけでも、反応をおこしてしまうでしょう。
卵を触った箸や手だけで、十分これを超える量となります。
麻疹、風疹、おたふくのワクチンは鶏卵アレルギーがあっても、
全く問題なく接種できる事が、ガイドラインに記載されています。
そもそも、インフルエンザワクチンに限らず、
予防接種でアナフィラキシーを起こす可能性はゼロではありませんから、
アナフィラキシーが起きたときに対応できる小児科で打てばよいのです。
アナフィラキシーに対応ができる小児科は、実際は少ないのですが、
食物負荷試験を行っている小児科では、
間違いなく対応できるので安心です。
(食物負荷試験は、アナフィラキシーをよく起こしますので。)
今回は、これが出来たら良い指標にはなりませんが、
予防接種におけるこの基本的な、知識がない
小児科は、はっきり言って、かなり知識不足です。
そういった、小児科は出来れば避ける方が良いと思われます。
これまでの復習はこちら
絶対条件①
良い小児科は、やたらとたくさんの薬をださない。
悪い小児科は、症状に関係なく沢山の薬を出す。
絶対条件②
発熱するたびに、抗生剤をだす小児科は、悪い小児科である。
条件①
聴診時間に着目
数秒の短い時間では、呼吸の音は聞き取れない。→聴く気なしです!
10秒以上聴いている場合は、きちんと聴診しようとしている医師です。
条件②
発熱時に、首を触っているか (おたふくやリンパ節を確認)
発熱時に耳を見ているか (中耳炎など)
腹部の触診は、丁寧にさわっているか (肝臓腫大、軟らかさ、痛みの性状など)
条件③
エコーをたまにでも行う事があるか? (時間も技術も必要)
条件①〜③は、これをしているから、必ず良い小児科と言う訳ではありません。
技術や、能力が左右します。
条件④
(ウイルス性疾患んである)突発性発疹を抗生剤投与なしで見れる医師は、
抗生剤の適正使用ができる能力が高い医師です
(抗生剤を投与してしまう医師は、自分の診断を信用できず、
闇雲に抗生剤を投与している医師の可能性があります。)
条件⑤
食物負荷試験が出来るところは、大きな病院などで、
入院管理などきちんと勉強してきた医師が多い。
(最新の医療に精通している可能性が高い)
条件⑥
気管支喘息発作(主に乳幼児)の説明で、
呼気と吸気の喘鳴の違いを教えてくれる医師は、
気管支喘息に精通し、
きちんと、保護者に説明してくれる良い医師です。
条件⑦
気管支喘息と診断する場合は、
軽症、中等症、重症、最重症の分類
間欠型、持続型の分類
をきちんと説明している
条件⑧
オゼックス(トスフロキサシン)
オラペネム(テビぺネム ピボキシル)
をよく処方する小児科は悪い小児科です。
(悪い耳鼻科です)
条件⑨
単純型熱性痙攣にむやみにダイアップ坐剤(けいれん止め座剤)
を使うのは、悪い小児科である。
条件⑩
医療パターナリズムの医師は時代遅れで、知識がないことが多い。
医療パターナリズムとは、
黙って、俺の言う事を聞いて、黙って処方された薬を飲んでいれば良いという
タイプの医師のことです。
条件 11
決して怒らず、いつも笑顔で癒やしてくれる小児科医は良い医師である。
(優しい先生はスタッフにも優しく怒りません)
怒りっぽくて、イライラする先生はだめな小児科医です。
条件12
尿路感染症の診断ができる小児科は良い小児科である。
(導尿して診断できればさらにgood)
※入院施設がある小児科では通常どこでも行います
条件13
診療時間の終了間際に行っても、
嫌な顔をせずに、もっと早く来なかったの?
などといわずに点滴をしてくれる小児科は良い。