こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

良い小児科の条件の以前のものは、

下の方にあります。

 

選び方⑧⑨は、上書きして消えてしまいました。

すいません。

 

 

今回の本題です。

 

条件13

診療時間の終了間際に行っても、

嫌な顔をせずに、もっと早く来なかったの?

などといわずに点滴をしてくれる小児科は良い。

 

受付、看護師、医師、

だれか、一人でもボヤいたら、

そこは教育が行き届いていない。

 

医師は良い顔をして優しそうにしながら、

自分で言えない事をスタッフに言わせるところも良くあります。

 

受付や、看護師が文句を言ったり、断ることは、

その言った人だけが悪いわけではなく、

医師に言わされていることもあるのです。

 

もし、受付、看護師の性格が悪くて言ってるとしても、

スタッフの教育がなっていないため、

どちらにしよ医師のせいでもあるのです。

 

終了間際の点滴は、

クリニック全体にとって、嫌なことです。

受付、看護師、医師、全ての帰りが遅くなります。

医療従事者だって家庭があります。

 

しかし、嫌だと思っても、

それを顔に出さず、口に出さず、

患者さんが辛そうだから、1時間程度帰りが遅くなっても、

診てあげようという、優しさが大切です。

 

遅くなっても点滴をすると決めたのなら、

患者さんに嫌な思いをさせることは有益ではありません。

 

スタッフに陰で文句を言うことも有益ではありません。

そう言う事をしていると、スタッフが患者に小言をいうようになります。

 

スタッフには、子供がつらそう(症状が悪そう)だから、

帰りが遅くなるけど点滴します。

ごめんね。

と、点滴を決めた自分が謝る方が良いのです。

保護者には、仕事で受診が遅くなったなどの

早く来れなかった事情があるのでしょうから。

 

文句を言っても、子供は良くなりませんし、

時間は戻せません。

子供がつらそうなのに、

追い討ちをかけて母に嫌な気持ちで1時間待たせても可哀想です。

 

子供を何とかしてあげたいという優しさは、

最新の医療を学び、最善の診療をしようという気持ちにもつながっています。

 

金儲けの延長で診療をしているような所は、

文句を言ったり、

態度が悪いばかりか、

診療時間外に、勉強するということも

イマイチな所が多いのです。

 

 

これまでの復習はこちら

絶対条件①

良い小児科は、やたらとたくさんの薬をださない。

悪い小児科は、症状に関係なく沢山の薬を出す。

 

絶対条件②

発熱するたびに、抗生剤をだす小児科は、悪い小児科である。

 

条件①

聴診時間に着目

数秒の短い時間では、呼吸の音は聞き取れない。→聴く気なしです!

10秒以上聴いている場合は、きちんと聴診しようとしている医師です。

 

条件②

発熱時に、首を触っているか (おたふくやリンパ節を確認)

発熱時に耳を見ているか   (中耳炎など)

腹部の触診は、丁寧にさわっているか (肝臓腫大、軟らかさ、痛みの性状など)

 

条件③

エコーをたまにでも行う事があるか? (時間も技術も必要)

 

条件①〜③は、これをしているから、必ず良い小児科と言う訳ではありません。

技術や、能力が左右します。

 

条件④

(ウイルス性疾患んである)突発性発疹を抗生剤投与なしで見れる医師は、

抗生剤の適正使用ができる能力が高い医師です

(抗生剤を投与してしまう医師は、自分の診断を信用できず、

闇雲に抗生剤を投与している医師の可能性があります。)

 

条件⑤

食物負荷試験が出来るところは、大きな病院などで、

入院管理などきちんと勉強してきた医師が多い。

(最新の医療に精通している可能性が高い)

 

条件⑥

気管支喘息発作(主に乳幼児)の説明で、

呼気と吸気の喘鳴の違いを教えてくれる医師は、

気管支喘息に精通し、

きちんと、保護者に説明してくれる良い医師です。

 

 

条件⑦

気管支喘息と診断する場合は、

軽症、中等症、重症、最重症の分類

間欠型、持続型の分類

をきちんと説明している

 

条件⑧

オゼックス(トスフロキサシン)

オラペネム(テビぺネム ピボキシル)

をよく処方する小児科は悪い小児科です。

(悪い耳鼻科です)

 

条件⑨

単純型熱性痙攣にむやみにダイアップ坐剤(けいれん止め座剤)

を使うのは、悪い小児科である。

 

条件⑩

医療パターナリズムの医師は時代遅れで、知識がないことが多い。

 

医療パターナリズムとは、

黙って、俺の言う事を聞いて、黙って処方された薬を飲んでいれば良いという

タイプの医師のことです。

 

条件 11

決して怒らず、いつも笑顔で癒やしてくれる小児科医は良い医師である。

(優しい先生はスタッフにも優しく怒りません)

怒りっぽくて、イライラする先生はだめな小児科医です。

 

条件12

尿路感染症の診断ができる小児科は良い小児科である。

(導尿して診断できればさらにgood)

※入院施設がある小児科では通常どこでも行います