こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

良い小児科の条件の以前のものは、

下の方にあります。

 

⑧⑨は、上書きして消えてしまいました。

すいません。

 

条件12

尿路感染症の診断ができる小児科は良い小児科である。

 

尿路感染症は疑って

尿検査をしないと分かりません。n

 

小児科では尿検査はなかなかめんどくさく、

すぐにおしっこを取れないため、

熱の原因として、疑って尿検査をしてくれる先生は良い先生です。

 

ただし、クリニックではない、大きな病院の小児科では当たり前にします。

 

クリニックの先生(一般開業医)でし

してくれるのはきちんと、熱源を考えてくれる先生です。

 

1番良いのは、導尿です。

慣れている小児科医は導入ですぐ尿を採尿できます。

なんなら、エコーで腎臓に尿が溜まっているかもすぐ確認できます。

 

一般的なクリニックの

小児科医は導尿まではできませんので、

導尿で尿検査をしてくれる先生はかなり良い先生です。

(導尿に滅菌手袋、滅菌カップなどをつかうと、コストがかかり、時間もかかり

お金儲けという面ではマイナスです)

私は忙しい外来でもそれをしていましたので、

やれないことはありません。

 

特に、咳もなく、鼻水もなく、1歳未満の突発性発疹症を疑った場合に、

尿路感染症も鑑別にあがります。

突発性発疹だから様子見で大丈夫と思いながら、

採血や、活気がないなどおかしいと思えば、

導尿して尿検査を行えば安心です。

(ダメな医師はなんとなく抗生剤です。)

 

小児の発熱している尿路感染症は、重症感染症で、繰り返すこともあり、

入院となる事が多いものなので、

頻度が低くても疑う事ができる小児科医にかかりたいですね。

 

お股にパックをつけて尿を取る場合は、

時間もかかり、肛門にいる大腸菌の影響をうけたり

清潔な尿が取れません。

しかも、いつでるかもわかりません。

いつも間にか、でていても、動くと外れて、おむつに吸収されたりします。

 

導尿は、

下手な医師がやると、尿道を傷つけたり、

男の子の場合は、包皮に傷がつきやすく難しいですが、

簡単に清潔な採尿が出来ます。

経験が少ない小児科医では出来ません。

 

 

これまでの復習はこちら

絶対条件①

良い小児科は、やたらとたくさんの薬をださない。

悪い小児科は、症状に関係なく沢山の薬を出す。

 

絶対条件②

発熱するたびに、抗生剤をだす小児科は、悪い小児科である。

 

条件①

聴診時間に着目

数秒の短い時間では、呼吸の音は聞き取れない。→聴く気なしです!

10秒以上聴いている場合は、きちんと聴診しようとしている医師です。

 

条件②

発熱時に、首を触っているか (おたふくやリンパ節を確認)

発熱時に耳を見ているか   (中耳炎など)

腹部の触診は、丁寧にさわっているか (肝臓腫大、軟らかさ、痛みの性状など)

 

条件③

エコーをたまにでも行う事があるか? (時間も技術も必要)

 

条件①〜③は、これをしているから、必ず良い小児科と言う訳ではありません。

技術や、能力が左右します。

 

条件④

(ウイルス性疾患んである)突発性発疹を抗生剤投与なしで見れる医師は、

抗生剤の適正使用ができる能力が高い医師です

(抗生剤を投与してしまう医師は、自分の診断を信用できず、

闇雲に抗生剤を投与している医師の可能性があります。)

 

条件⑤

食物負荷試験が出来るところは、大きな病院などで、

入院管理などきちんと勉強してきた医師が多い。

(最新の医療に精通している可能性が高い)

 

条件⑥

気管支喘息発作(主に乳幼児)の説明で、

呼気と吸気の喘鳴の違いを教えてくれる医師は、

気管支喘息に精通し、

きちんと、保護者に説明してくれる良い医師です。

 

 

条件⑦

気管支喘息と診断する場合は、

軽症、中等症、重症、最重症の分類

間欠型、持続型の分類

をきちんと説明している

 

条件⑧

オゼックス(トスフロキサシン)

オラペネム(テビぺネム ピボキシル)

をよく処方する小児科は悪い小児科です。

(悪い耳鼻科です)

 

条件⑨

単純型熱性痙攣にむやみにダイアップ坐剤(けいれん止め座剤)

を使うのは、悪い小児科である。

 

条件⑩

医療パターナリズムの医師は時代遅れで、知識がないことが多い。

 

医療パターナリズムとは、

黙って、俺の言う事を聞いて、黙って処方された薬を飲んでいれば良いという

タイプの医師のことです。

 

条件 11

決して怒らず、いつも笑顔で癒やしてくれる小児科医は良い医師である。

(優しい先生はスタッフにも優しく怒りません)

怒りっぽくて、イライラする先生はだめな小児科医です。