田舎のここらへんでは、簡単にカブトムシやクワガタムシが手に入る。

 

時は1年前までさかのぼる。

小2の息子が学校から帰ってくると、カブトムシの♀が、学校の廊下にいたといって

持ち帰ってきた。

 

それならば、飼いましょうということで

プラケース、ムシゼリー、くぬぎマット、遊び木などを買ってきた。

 

コンビニによる自転車で出かけると、たまにカブトムシの♀や

コクワガタ、ヒラタクワガタに遭遇する。なぜか♀が多いが、1度かなりの大きさの

ヒラタクワガタ♂を見つけたことがある。

このあたりでは、のこぎりクワガタやミヤマクワガタはあまりみたことがない。

ちなみに、5月初めくらいなら、近くのタンボにいけば、ホタルが飛んでいます。

 

まあ、やはりかっこいい♂のカブトムシが欲しくなったので、

近くの森に、罠をしかけることにしました。

 

ネットでしらべて、バナナの焼酎漬けを作って、ストッキングに入れて、

日中にしこんで、夜に探しにいくという作戦だ。

 

すぐにでも捕まるかと思いましたが、

3日目の夜にとうとう、♂のカブトムシをゲットしました。

 

早速、捕まえて、メスと同じプラケースに入れて飼う事にした。

それから1時間くらいしたら、子供がパパーと呼ぶから見に行くと

早速、オスがメスの上に乗っかっている。

見てみて―オスがメスに襲い掛かっている・・・

と子供が騒いでいる。

 

野生のかぶとむし!さすがだ、元気いっぱい過ぎる!!!

 

そんなこんなで、2週間後くらいにみると、小さい卵がプラケースのなかに発見した。

もうそろそろ、寿命がきてしまうかもしれないから、

お山にカブトムシを返しに行こうか?

このままだと、死んでしまうよというと、

死ぬのは可哀そうと、見つけた木にカブトムシの♀と♂を一緒に放してきた。

 

と、ここまでは、よかったのであるが、

しばらくすると、幼虫が生まれてきた。

 

ネットで検索すると、1匹1匹飼うのが良いと書いてある。

数えると、45匹くらいいるのだ・・・・!!!!!

 

まあ1つ1つではプラケースが置く場所がないので、

8個ケースに、適当に分割していれた。

必要なクヌギマットの量も半端ではない。

ちかくのホームセンターで、定期的にクヌギマットを大量買いすることなった。

 

1~2週間もすると、プラケースの最上段に幼虫の糞がされていたり、

幼虫が上まで這い出して来るのだ。

こうなると、マットを全部変えなくてはいけない。

8ケース分!!!

真冬でも交換してと、、、、

 

長い冬を超え、5月中旬、

ついにさなぎになるやつが現れ始める。

さなぎとなるからには、さらにプラケースを5個追加し、

1ケースに3~4匹くらい分割した。

 

さなぎを3つほど土から掘り起こし、

トイレットペーパーの芯を、蛹室代わりにして、観察できるようにした。

 

最近、こいつらが、どんどん成虫になって、プラケースからでてきて

がりがり暴れ始めているのだ・・・!!!!!!

 

子供と成虫になったやつらは、親を離した場所に、逃がしにいっています。

 

始めは5匹くらい

2回目は8匹くらい

本日は♂7匹 ♀4匹逃がしてきた。

 

さすが、丁寧に飼っていただけあって♂はみんな立派なツノをもっていてでかい。

都会のスーパーなら700円はするだろう。

 

まあ、プラケース代、くぬぎまっと代、昆虫ウォーター代に1万円はかかっているだろうから

売ったとしても赤字だ。

 

これまで、土を入れ替えるときに、1匹のみ幼虫の死体を見つけたのと、

蛹室内で、カビ生えてしんでいるっぽいさなぎが2体あります。

 

だいたい40匹くらい合計で羽化すると

あと、15匹くらいは成虫となって、

暴れはじめるのか・・・

 

がりがりがりがりと、でてくるとうるさいんだよね。

 

まあ、でも卵から、立派に成虫にかえすことができて

親としてはうれしいです。

 

こどもも、喜んでいますが、

今回だけにしておこうと思いました。

幼虫の世話、がきんちょどもしないからね。

 

ぱぱ、入れ替えておいて―っていうだけで・・・