まだ夏じゃないのに?

まだゴーーールデンウィークなのに?

こんな気分で?

パンツ一丁で?

相変わらずパンツの表裏反対で?

ちょっと待ってよ!

なんで宗教の勧誘に来るのは必ずオバハン2人組で胸に手造りっぽいブローチつけて色あせたカーディガン着てるんだ!

それよかスマホのプッシュ通知で「なんだなんだ?」と思って開いたら、

「あいすまんじゅうに醤油をかけるとみたらし団子っぽい味になってお得」とか。

なめてんのかよ。

マジでなめてんのかよ。

正直俺は悩んでいた。

自分の煩悩に。具体的に言うと性欲に。

性欲というものを持ったまま本格的な仏道には入れないから。

さすがに悟りを開く、とか、涅槃に入る、とかそんなことまで考えてはいなかったが。

でもちょっぴりポップに阿羅漢レベルになっちゃったら(E)(かっこいー)かも。なんて思っていたっていう感じだったっていう感じ。

じゃあ!性欲!いらねえじゃん!ふざけんじゃねえよ。

確信に満ちた狂人スマイルで上原亜衣の違法無修正DVDを破壊&廃棄。

私は生まれ変わった。刮目して私を見よ。

と、オレンジ色の袈裟を着て駅前で托鉢していた最中。

警察に声を掛けられた瞬間、ポケットに一度火をつけたが消してまたあとで吸おうと思っていたジョイントが入っていることを思い出し。

全力でダッシュで逃げて●●中学校のプール横の物置小屋に身を隠していた。

少し震えていた。

これだからバビロンは油断ならねえ。

あいつら、人の邪魔ばっかしやがって。

 

で、今こうやって家でリラックスして麦焼酎の水道水割り飲んでるわけだ。

関係ないが小野小町と小野妹子がいつもごっちゃになる。

 

「ヤクボコさん、お酒飲まなかったら普通の人なのにね」

せからしか !

業(ごう。あるいはカルマ)を背負ってるっていうのは不幸だと思っていた。

しかし今は、それは楽しんでいいものなのだと知った。目覚めた。覚悟した。

生老病死を楽しむのである。

つむじが薄くなってきた。

顔に小じわが増えてきているし深くなってきた。

目が疲れやすいし字の読み間違いが増えた。

アハハ。

ガンでもインポでも交通事故死でも楽しむのだ。楽しみなのだ。それでいいのだ。

死刑でいい、無期懲役でもいい、俺の顔にツバを吐きかけろ。

どうもありがとう。