部屋を出るのは、私たちが先で、その1時間ぐらいあとに大学に行ったはずです。
朝ご飯のおにぎり、1個食べるのがやっと。
まだ、気持ちに不安が残っているようです。
次男にしつこく言ってきたのが、
「助けてください」
をためらわないこと。
見知らぬ人でも、声をかけること。
一番良いのは、大学で知り合った学生さんでしょうが、そういう人ができるのにどれぐらい日数がかかるかわかりません。
次男アパートで過ごして、助けてくれそうな人を見つけました。
アパート向かいに、お弁当屋さんがあります。そこで、数回、お弁当を買いました。個人の小さなお店で、お母さんと娘さんに次男を宜しくとお願いしました。
次に、頼れそうなのは、アパートの隣の部屋の男の子。
たぶん、同じ大学のようです。
挨拶に行っておけば良かったです。
緊急事態になったら、初対面でもドアをノックしてみなさいと伝えました。
第3の候補は、不動産屋のお兄さん。
次男も何度か会っている、20代の男性。面倒見が良さそうで、困っているときは、個人的なことでも頼れるような感じです。
大学の保健室? カウンセリングルーム? のようなところも心強いです。
長男は、お世話になりました。
こんな感じで、いくつか、SOSを出せるところを教えました。
何とかなるだろうと思っていましたが、次男の不安そうな表情を見ると、私もちょっとだけ心配になってきました。