これまで,長男と次男の大学受験に関わって,実際に訪問した大学はけっこう多いです。
大学巡りが面白い(観光)ので,私が,けしかけているところもあります。
次男も,自分の目で確かめたいという気持ちがあるのか,遠方でもオープンキャンパスに参加しています。
進学するのは子どもたちですが,私自身が大学を実際見てみたいという気持ちが強いです。
「文字や写真」で紹介された大学の印象と,実際に行ってみて受けた印象では,雲泥の差があることがあります。
次男が受験する大学について,いろいろな観点で私自身も納得したいという気持ちがあります。
これには,私の経験が大きく関わっています。
以前も何度か書いたことですが,私は,入学した大学に失望してしまったんです。
(この表現すみません。今ではたっぷり愛着を持っています)
これ以降の内容は約40年前のことですので,現在とは異なることが多々あると思います。ご了解ください。
私は,神楽坂にキャンパスがある大学に入学しました。
殺風景なビルだけで,学生がくつろげる広場のようなところがありませんでした。
くつろぐとすれば,学外の喫茶店などお金のかかる場所。
もちろん,これだけが失望の理由ではありませんが,大学生活のスタートをつまずいてしまいました。
しかし,大学2年だったか3年の時,教職課程の授業を,野田キャンパス(千葉)で受けることが数回ありました。
そのとき思ったのは「神楽坂で良かった。」
野田キャンパスは広く,「大学」という感じはするのですが,周囲の環境から何となく寂しいところだなぁと思ったものでした。
現在の野田キャンパスは,増築されたりして,当時の雰囲気から変わっているようです。
「大学に何を求めるか」,ということなるわけですが,「学習の場」であり「生活の場」でもあると思っています。
「学習の場」だけで考えるのであれば,建物がどうであろうが,どこに立地していようが,二の次でよいと思います。
でも,4年間過ごすことになるので,大学周辺の環境や住む場所,交通手段などと一緒に考える必要があります。
正直なところ,私が見てきた大学キャンパスの中には,「自分だったら進学したくない。」と感じたところもあります。
学ぶ内容が同じであれば,他大学の方を勧めます。
長男が通う大学は,どちらかというと郊外の方にありますが,最寄り駅から歩いて15分ほど。バスの便も多数あります。
キャンパスも広く,運動施設もその中にあります。
駅や大学周辺には,ショッピングモールや飲食店,衣料品店,その他いろいろあります。
アパートは,大学から徒歩5分ぐらいの場所です。
大学を含めた生活場所としては,かなり良いところだと思います。
そして,他大学へも自転車やバイクで行けるところにあるので,そこでトライアスロンの練習をさせてもらっています。
ですから,次男にも,大学周辺の環境も考慮した上で,ある程度生活基盤が整ったところに住んでほしいと思っています。