大学進学相談会の話題から | 遠距離大学に進学した次男や就職した長男のこと

遠距離大学に進学した次男や就職した長男のこと

就職1年目の長男と大学1年の次男,2人の息子をもつ父の日記です。

 今日,ある公立大のオープンキャンパス予約をしました。
 約30分ほどで満席になったようです。
 先着順で予約を取るというのは,大変です。

 さて,一昨日参加した大学進学相談会についてです。
 この会には,東北北海道地方の国公立大,私立大がたくさん参加していました。
 私が話を聞きたいと思っていたのがS修大です。
 K澤大も参加していましたが,この大学の心理学科は高校の教員免許は取れますが中学校の免許は取れません。ですから,パスしました。

 前々回のブログで,S修大で1番入試難易度が高いのは心理学科だということを書きました。
 これまで,いろいろな形で大学の説明を聞いてきましたが,やはり心理学科は人気(志願者多数)があるということです。
 その理由として,国家資格として「公認心理師」という資格ができたからではないか,と言っていました。
 似たような資格に「臨床心理士」というものがありますが,こちらは民間資格です。

 ※師と士で何が違うんだ?
 私も次男も,「○○心理師(士)」という資格をとるという考えはないので,深くは調べたりしていません。(これから考えが変わるかもしれませんが…)


 次に,心理学科で中学と高校の教員免許を取得できるが,勉強が大変だということを担当の方は力説していました。
 S修大の心理学科では1年次から実験があります。その下調べや実験後のレポート作成などがあり,教職科目の方がおろそかになっていまうということかなと思います。
 これが,理系学部であれば実験は当然で,その上で教職課程も取ろうという学生は,ある程度その大変さは覚悟の上だと思います(私もそうでした)。
 ですから,S修大の担当者があえて「大変ですよ。」と言うのは,大変さを知らずに教職課程をとる学生が実際にいるということではないでしょうか?
 私の想像ですが,入学するとき(受験校を選ぶとき)きちんと調べてきていないことが理由なのではないかと思います。
 「心理学は文系で,実験などとは無縁だ。授業に出席しているだけで良い。」と勘違いしているのではないでしょうか。

 似たようなことですが,これも担当者が話されていました。
 「卒論が必修だということを,知らない学生がいます。」ということ
 S修大では,卒論必修が心理学科ともう一学科ぐらいしかないそうです。
 大学関係者じゃなくても「そういうことを,事前に調べて受験しろよ!」と言いたくなります。

 以上が,S修大の話で印象に残ったことです。
 私の見方は,1年次から「実験・実習がある」(しかも,動物実験もあります)こと,「卒論があること」などを,他大学の心理学科と比較をして,S修大はかなり本格的な学びができる場だと思っています。

 ただ,大学自体の印象が薄いとか,地味だとか,そんなイメージを持たれているような気がしますし,日東駒専というグループの中でも,アピール度がちょっと弱いかなと思います。
 次男も妻もそんな印象で,いまいちS修大には関心が低いです。

 大学webページを見ても,パッとしません。
 何か,損をしているような気がして,もったいないと思います。