Perfume LOCKS! 2019.3.11 月曜日
卒業生に送るメッセージ
かしゆか:
「『何でもできるよ!』と書きました。
まずは卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
この、何でもできるよって書いたのは、なかなかいろんなことに挑戦するのに、年齢を重ねるごとに、どんどん不安とか、何かこう…リスクの方ばっかり考えちゃったりすると思うんだよね。
今からチャレンジしても遅いかもしれないとか、この歳からできるんだろうかとか、失敗した時、取り返しがつかなかったらどうしようとか。
そういう何か決意をするきっかけがたくさん増えてきて。
年齢を追うごとにそれに不安を感じると思うんだけど、全然感じなくていいと思うんですよ。
私たちも30歳になって、ここまで続けてると思ってなかったし、今からでも何でもできると感じているし。
年を重ねることですごく楽しくなることもたくさんあって、勇気もついてくると思うし。
なにより今の年齢まで自分が自分を頑張ってきたから、ここからもその自分を信じて、いろんなことに挑戦していってほしいなと思います。
改めておめでとう。」
卒業生に勇気を与える、かしゆかの言葉。
30歳まで頑張ってきたPerfumeが、失敗を恐れずに挑戦して良いよと、若い人の背中を押す言葉には、説得力があります。
放送を聞いて思い出したんですが、
昔(だいぶ昔)、中学校の先生が、「可能性というのは、プラスの可能性もあれば、マイナスの可能性もある。」と、僕たちが卒業する時に言っていたのとは、ずいぶん違います(笑)
だから、油断せずに努力しろよというメッセージを含んでいるのでしょうし、教師という立場から、現実的に生きることの大切さ、普通に生きることの難しさを伝えたかったのかもしれません。
「何でもできるよ!」
リスクを恐れないその言葉に、マイナスの可能性も連想してしまうのは、そんな体験と、たぶん僕が老いたからでしょう。
(結構、挑戦してきたんですけどね。)
50歳を過ぎると、平々凡々にでも、今まで生きてこられただけで、人生丸儲けなので、リスク回避(リスク管理)が大きなテーマになるような気がします。
家族や友人に恥ずかしくないように、晩節を汚さず、周囲と折り合いをつけながら、出来るだけ好きなことをして、健康を保ちながら、悔いなく一生を終えれたら幸せだなんてね。
挑戦を続け、情熱を失わないPerfumeは、そんな僕が老け込んでしまうのを引き留めてくれています。
影響を受けること多々ですよ。
一方で、3人にとって大事なものは何なのかを見失わずにいることにも、感動を覚えます。
いろんな経験を一緒にしてきた、長い付き合いのおかげでしょうか・・・・。
周囲の人や経験から学ぶ、聡明さがあるからでしょう。
まとまりがなくなってしまいました。
若い人には、夢を語ろう。
リスク管理は、僕たち大人が頑張ろう。
苦しい時には、助け合おう。
後輩たちに恥ずかしくない大人でいよう。
そう思って襟を正すんですけれど、歳を取れば自然に大人になれるわけじゃないんでね。
悲しくなります。
(脱線しました)
はぁ。
頑張ろう。