ご存知だと思いますが、『Future Pop』のMVには、Perfumeの過去のMVのシーンや楽曲の題名が取り入れられています。

 

 

それとは別に、僕は、『空飛ぶ都市計画』(および、『ポータブル空港』『speace station No.9』の三部作)を思い出しました。

 

 

スタジオジブリと中田ヤスタカ氏のコラボ作品です。

(2005年劇場公開)

 

 

『Future Pop』のMVを見て、何となく既視感を感じて、『空飛ぶ都市計画』を見直してみたんです。

そして、児玉裕一監督は、この10数年前の作品のシーンを巧みに取り入れて、新しくMVを制作したのではないかと(勝手に)想像しました。

それは、両作品の幾つかのシチュエーションが、微妙に似ていると感じたからです。

 

 

 

宇宙空間から、乗り物に乗らずに降下。

 

(Perfumeが、COSMICから未来の地球に来たというのは深読みし過ぎですかね。)

 

 

 

空中タッチディスプレイでの操作。

 

(「非接触サイネージシステム」2018.07.13受注販売開始。もう、空想の技術ではありません。)

 

 

 

自動で建造されていく都市の建築物

 

 

構図や動きが、結構似ていると思うんです。

(もちろん、批判しているんじゃないですよ。)

 

 

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過去の未来は今です。

そして、今は未来の過去。

 

 

過去の作品をトレースすることで、どこかノスタルジックでレトロフューチャーな雰囲気を出しつつ、連続する時間と、循環する世界を描こうとした・・・、なんていうのは、さすがに深読みしすぎでしょうか(笑)

 

でも、関連性をこじつけ(故事付け)たくなるMVなんですよねぇ。

 

 

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おまけ:

 

【2018.10.12 産経新聞】

 ヤマトホールディングス(HD)は12日、米ヘリコプターメーカーのベルヘリコプターと、物資輸送専門の無人航空機(ドローン)システムの開発で協業すると発表した。両社の持つノウハウを生かして機体開発を進め、2020年代半ばの実用化を目指す。

(以下略)

 

 

”街ゆく猫だって 空を飛んじゃう街で♪”

 

 

駄洒落ですみません。

 

 

10数年前には、冗談のような未来が、もうすぐそこにある。

 

 

 

 

あっ!

 

(ジブリ恐るべし)

想像力が、未来を創るのか。