さきほど 埼玉県川口市は24日午前、4カ所の浄水場の水を22日に検査したところ、

新郷浄水場から乳児向けの暫定規制値を超える1キログラム当たり120ベクレルの

放射性ヨウ素を検出したと発表しました。


※ 追記:上記は22日採取された水の検査結果で、24日午前6時時点で採取した

同浄水場の水道水の検査結果は46ベクレルと暫定規制値内に下がっており、

「現段階では安全」としています。



草加市においては新三郷浄水場と庄和浄水場を利用していることを県庁にて確認しました。

庄和浄水場では3月24日時点で35bq(国の指標は乳幼児100bq)となっております。

新三郷浄水場は明日の夜、測定結果が確認できます。


これらをうけて埼玉県では草加市の皆様に「念のため」

乳児による水道水の摂取を控えていただきたい、との発表を行います。


当面の対策として、独立行政法人放射線医学総合研究所に確認したところ

  ・ミネラルウォータ-を利用する。

  ・沸騰させ湯ざましを利用する。(完全に除去できるわけではない)

  ・活性炭入りの浄水器を利用する。(完全に除去できるわけではない)

  ※お風呂、手洗い、洗濯、歯みがき、食器洗いなど、飲む以外なら使っても大丈夫です。

とのことです。

特に大事な点ですが、

「※ 国の指標値は長期間飲んだ場合を考えて定めてあります。

他に飲ませるものがなければ飲ませてもかまいません。

放射能も不安ですが、水分を取らないと

脳梗塞、心筋梗塞、エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)などの

危険性が高まります。

乳幼児は脱水症状を起こしやすいので、水分補給が必要です」

ということです。

今回の数値は最近の雨によるところもありそうです。

引き続き、最新情報をお伝えしていくようにしますので

どうぞ、冷静な行動をとっていただきますようお願いいたします。


※ 草加市水道局では地下水への切り替えが可能か、民間検査機関に

地下水の測定を依頼しております。

2,3日時間がかかるようなのですが、こちらも結果が出ましたらご案内申し上げます。