「爆炎の覇王ロードドラゴンバゼル!召喚!」
レイの切り札である紅蓮の竜の召喚が、この戦いを終わりへと、ぐっと近付ける。
マコトはアタックできないよぉーと渋々ターンエンドを宣言した。
マコトのフィールドには回復状態のミブロックソルジャーと疲労状態のミブロックソルジャー。
レイのフィールドにはワンケンゴーとオードラン、さらに先刻ミブロックソルジャーのアタックによりバースト召喚されたロードドラゴンバゼルが。
この状態でレイにターンが回った。
レイは一枚のバーストを伏せただけでメインステップを終了させ、アタックステップへと入る。
「ロードドラゴンバゼルでアタック!アタック時効果発動!」
そう言うとさっき伏せたばかりのバーストをオープンした。
そのカードは爆覇炎刃剣だった。
「爆覇炎刃剣の効果発動!一枚ドローし、6000以下のスピリットを破壊する!」
マコトの回復状態のミブロックソルジャーがトラッシュへと送られる。
「もうブロック出来るスピリットはいないな!」
「むぅーーライフで受けますー」
マコトはまた負けたよー悔しぃーと自分のデッキをみて唸っている。
こうなるとなかなか帰ってこないので、レイは昼飯を作りに一階へと降りた。
一階のドアを開けるとリビングのソファーで、妹が野菜ジュースが入っているであろう白いマグカップを片手に、机とにらめっこしていた。
なにしてんだー?とレイが近づいていくと、机の上にはカードが規則正しくならんでいた。
一枚一枚、スリーブにはいっていることからデッキを広げているようだ。
「あ、おはよーお兄ちゃん!」
朝から大変だねーと妹は優しい言葉をかけた。
「大変だと思うなら、ヒカリが俺の代わりになってくれるか?
」
ヒカリは、朝はもう少しゆっくりしたいかな♪と、かわいい笑顔で拒否をした。
レイはだよなーとかなんとか言いつつキッチンまで行き、昼飯を作り始めた。
