小田和正さんに思う、歳を重ねるということ

 
歳を重ねることはマイナスではない。
その時その時を一生懸命生きてきた人の「人生経験」は、
若さだけでは太刀打ちできないものだから。

 

小田（和正）さんは、「御大」と言われたりもして、
今や次世代のアーティストからもとても慕われているけれど、
決してそこに胡坐をかくわけではなく
「自分で良ければ力になるよ」のスタンスで、
来るもの拒まず去るもの追わず、
な生き方をしているんじゃないかな、と思ったりしています。

小田さんがあんなに面倒見の良い人だとは、
オフコース時代にはまったくわかりませんでした。
 
私も、いつの間にか、
若いころから追いかけている小田さんと
同じような生き方をしているなぁと、
昨日のラジオ放送を聴きながら思ったりしていました。
 
 
生前整理では、
身の回りの整理とともに
「喧嘩別れした人と仲直りする」だったか
「疎遠になっている人に連絡をとる」
みたいな項目があった気がします。
 
なんとなく、
何かの勢いで縁が薄れてしまった人とも、
何が原因だったかすら思い出せなくなってしまうのも、
歳を重ねる利点かもしれません。
 
オフコース解散のきっかけでもある鈴木さんと小田さんの
若かりし頃の苦い思い出も、
年齢とともにこうして昇華されていくのかな。
 
私も、なんとなく居心地が悪くなって離れた場所があります。
でも何が原因とかというわけではない。
居心地の悪さに耐えられなくなっただけ。
 
オフコース時代の鈴木さんもそうだったんだろうなぁと思いながら、
小田さんとは違うステージで活躍する様子を見ながらいつも思っていた私です。


ひとりごとみたいなつぶやきですみません。

良い一日を～！