検索は毎日リサーチしてはテストを繰り返した。
すみかっこ→【 】が流行ったこともあった。
すみかっこに入れたキーワードがアルゴリズム上強くなる時があった。
おそらくこれはモール側の50%セールとかやる時に、特定の店舗だけに優遇させるモール側の施策を流用したものだと思われる。
来週からモール内で期間限定セール会場を設けるので参加しませんか?と。
条件を満たした店舗のみに【50%OFFセール】をタイトルに入れさせる。
するとセール当日にセール会場に商品が登録されるし、検索ワードの50%OFFセールをお客さんに告知すれば、ワードの検索数が上がり、検索結果に大きく影響を与えることができる。
と言ったようなことがあり、じゃあ特定のワードをすみかっこに出かかってしまおう!ということになる。
そしてすみかっこはそのモールでは禁止になった。
といろいろな歴史がある。
検索についてはまだまだいろいろなネタがあるが、
検索とは別にやった施策をご紹介しておこう。
検索、画像、次にやったのは、
関連商品だ。
今もよくあるこの商品に興味を持った人はこんな商品を買ってます。と紹介するのだ。
当時はマーケティングを学んでなかったからなんとなくで考えて作っていた。
後から考えればこれはクロスセルの手法だ。
商品ページの下にバナーを作成し、
売れそうな商品を関連商品として表示させた。
そうゆうバナーを複数作り、それぞれのページの最下層にcsvと秀丸で、関数と置換を駆使して何万点の商品に入れ込んだ。
面白いことが起こった。
人気のある特定の商品を関連商品として表示させると、その関連商品の商品ページの閲覧数がぐんと上がることがあった。
これも後々に広告業界で学ぶことになるのだが、
あの時にちゃんと計測することを考えていたら、もっと効率よくいい商品ページづくりができたんだろうなと今だから思える。
ページビュー(pv)、クリック率、クリック数、コンバージョン数、コンバージョン率、エンゲージメント率、等々。
ここでこれを読んでいる人に伝えたい。
どんなビジネスにも共通する名言がある。
知っている人もいるとは思いますが。
『計測なきところに改善なし』
これはどんな仕事でも共通する概念だ。
ぜひ考えてみて欲しい。
仕事でこうだと思うだとか、こうしたいとかいう人はたくさんいるが、感覚だけで仕事を表現している人は、成長が遅くなるし、明確な仕事ができていない。
まずは計測だ。
なんでもいい。計測できることは仮説を立てて計測をしよう。
そこに当てる仮説の質が高いといい仕事ができる。
話を戻そう。
そうやって関連商品のページビューが増えるとページの質が上がり、また検索に有利になる。
つまり、自社内で意図的にページビューを稼いで検索に有利な商品ページを作ることができるのだ。
じゃあ次になるをする?
賢いみなさんならわかるはず。
それは次の記事に書いていこうと思います。
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